カラマツの芽吹きと花(松ぼっくりの赤ちゃん)

カラマツの芽吹き
カラマツの芽吹きを写真で紹介します。

カラマツの芽吹きは、信州では4月から5月にかけてです。

新緑の季節は毎年楽しみですが、それまでの成長過程も面白いので、写真を並べて紹介します。

芽吹きの頃に見られる、カラマツの花(松ぼっくりの赤ちゃん)の写真も後半に掲載しています。

カラマツの芽吹き

最初は冬芽が金色に

カラマツの芽吹き直前
冬芽の先が金色に。

枝と同じ色だった冬芽の先が、金色になります。

だんだん大きくなる金色

カラマツの芽吹き、さらに直前
冬芽の先の金色が大きくなっていきます。

日毎、金色の部分が大きくなっていきます。

芽吹き!(角刈りのような緑色)

カラマツの芽吹き
とうとう芽吹きです!

金色だった冬芽から、鮮やかな黄緑色の葉が飛び出します。

角刈りのように見えます(笑)。

だんだん葉が伸びて広がります

芽吹きの後
芽吹きの後、葉が伸びて広がっていきます。
葉がさらに広がりました
葉がさらに広がりました。

角刈りから、ホウキのような状態になります。

完全に開きました

カラマツの芽吹き
ほぼ完全に開いた状態です。

葉が伸び切ると、最も鮮やかな新緑の季節です。

この後、夏に向けて深い緑色になっていきます。

芽吹きの頃に見られる、カラマツの花(松ぼっくりの赤ちゃん)

カラマツの雌花
カラマツの雌花。松ぼっくりの赤ちゃんです。

芽吹きの頃は、カラマツの花の時期でもあり、見つけるのも楽しみの一つです。

カラマツの雌花はパイナップルのようにも見えます。

花期が終わると松ぼっくりになっていきます。

カラマツの芽吹きと雄花
芽吹いた葉の下に雄花。

四季を通してシャッターチャンスをくれるカラマツですが、他の季節やカラマツの特徴については、以前の記事『カラマツ林の四季』で紹介しています(下記)。

カラマツの芽吹き
植物名カラマツ
漢字名唐松
別名ラクヨウショウ(落葉松)、フジマツ(富士松)
学名Larix kaempferi
英名Japanese larch
科名・属名マツ科カラマツ属
原産地日本
花期5月
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2件のコメント

まつぼっくりが、雌花だったんですね!新しい知識です。
それにしても、生まれたての花は可憐で美しいですね。
貴重なお写真をありがとうございます。

>青山玉恵様
過去記事をいくつも見てくださって、ありがとうございます!
カラマツは、いろんな見どころがあるんですよね(^。^)
※ヤドリギ発送しましたからね(^^)

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しょうじ(Shoji)
神戸出身、2016年に信州の山奥に移住。植物のある生活、自然の中での生活について、このブログ(サンブーカ)で記事を作っています。食や自転車、インテリアなど“イタリア的な山暮らし”の楽しさもテーマにしています。