Fusti(フースティ)はイタリアのステンレス製タンクです。
主にオリーブオイルを入れておく容器で、一般家庭で使う事はあまりないと思いますが、このフースティ、我が家では大活躍(特に冬)しています。
今回は、フースティとは? その一般家庭での有効利用(?)のススメ、そしてキャンプのジャグにもオススメ、という内容の記事となります。
Fusti(フースティ)とは、イタリア製のステンレス製タンク
Fusti(フースティ)はイタリア語で、オイルなどの液体を入れる為のタンク(ドラム)の事を指します。
構造はシンプルです。
上部のフタを開けて液体を入れ、蛇口をひねると出てくる。
それだけです。
フースティの我が家の使い方
フースティは本来、オリーブオイルを入れておく為のものです。
我が家の場合、それをお湯タンク(ウォーター・ディスペンサー)として使っています。
ストーブのヤカンのお湯を有効利用
ストーブの上で温められたヤカンのお湯をフースティに移して、食器洗いのお湯として使っているのです。
こうする事で、ガス(プロパンガス)の節約になり、そしてフースティならではの可愛さからか、ケチケチした感覚がないのです。
夏の間はひっそりとインテリアに溶け込むフースティ
冬の間(ストーブを使う季節)、実用的に便利なフースティですが、最大のメリットは、インテリアにも馴染む事です。
夏になるとストーブを使いませんから、フースティの出番も少なくなります。
収納スペースが十分にある家なら、使わない時はしまえば良いのでしょうが、我が家の場合そうではなく、カウンターの上の片隅に鎮座(出しっぱなし)する事になります。
しかし、それが気にならない(むしろワンポイントになる)デザインなのがフースティなのです。
お客さんが来た時「何ですかコレは? 可愛いですね!」と褒められた事が何度もあります。
フースティはキャンプのジャグにも使える
そして夏の間、インテリア(デコレーション)と化して完全休眠(?)かと言えば、そんな事はありません。
キャンプやバーベキューでは、ジャグとしても使えます。
一般的には、キャンプ用のジャグは「コールマン」や「イグルー」等のアウトドアブランドか、もしくはホームセンターで売っているポリタンクのようなものが多いと思います。
※下記のようなアイテムですね。
アウトドア用のモノも良いのですが、我が家のように滅多にキャンプをしないような家庭だと、フースティの応用利用(?)程度で十分です。
しかも、インテリアとして見た場合、アウトドアメーカーのジャグよりも、フースティの方がしっくりきます(好みですが)。
デメリット(底の数センチの“残り”)
4年近くフースティを使ってみて、特に不満はなく、大のお気に入りグッズではありますが、あえてデメリットをあげるとすれば、排水口が高さ3センチのところにあるので、最後まで使い切るにはタンク自体を傾ける必要がある、というところでしょうか。
それも慣れてしまえば特に気になりませんが。
我が家のタンクは容量が5ℓです。
もし、12ℓとか、より大きなサイズであれば、このデメリットに関してはあまり気にならないかもしれませんが、そのかわり、使わない時にかさばります。
あと、価格はアウトドア用ジャグやホームセンターのポリタンクと比較すると高いです(安いものでも1万円以上)。
しかし、インテリアとして常に視界に入るモノと考えれば、高くないと思います。
フースティのメーカーはいろいろ(我が家のはISUPERFUSTINOX)
ちなみに、我が家のはISUPERFUSTINOXというメーカーのものです。
ネットで検索すると、SANSONEやAginox、marchisioなど、いくつかのメーカーのものが見つかります。
それぞれサイズも3ℓや5ℓ、12ℓなどいろいろあり、機能的にはどれも同じです。
ジャグとして使うには専用のスタンドも便利かも(我が家はワイン木箱で代用)
あと、専用のスタンドも売られていて、テーブルの上に置いて使う場合、あると便利だと思います。
我が家の場合、上の写真のようにワイン木箱で代用していますが。
※ワイン木箱についても以前に記事にしています。
まとめ
イタリアのオリーブオイルタンク(ドラム)、フースティ。
我が家は冬の間ずっと、フースティから流れるお湯のありがたみを感じながら、お皿洗いをしています。
夏には、テラスに出してウォーター・ディスペンサーになったり、来客時の話しのネタになる事も。
イタリアの素朴な道具、フースティ。
末永く愛用していこうと思います。
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