先日、ご近所さんの山葡萄(ヤマブドウ)を収穫させてもらいました。
完熟していて、実をそのまま食べても美味しかったので(酸味も少なく)、今回はジュースにしてみました。
山葡萄ジュース・作り方
作り方、と言ってもシンプルです。
材料はヤマブドウのみで(砂糖も入れません)、煮詰めて搾る、それだけです。
以降、写真でその様子を紹介します。
収穫する
まず、ヤマブドウを収穫します。
我が家は、ご近所さんの山暮らし大先輩のお庭で収穫させてもらいました。
房から実を外して洗う
大量に収穫したヤマブドウの実を房から外していきます。
その後、洗います。
鍋で煮詰める
鍋に入れて煮詰めます。
ヘラで実を潰しながら、10分くらい。
冷ましてからザルへ
煮詰めた後、冷ましてザルに移して、潰します。
写真にも見えているように、種が多いですね。
搾る
ガーゼ等に入れて搾ります。
我が家はカインズの水切りネット(正式名称は「水切れのよい 立てて置くだけ水切り」)を使いました。
完成
しっかり搾って、完成です!
味は?
飲んでみると、とても濃厚です!
ヤマブドウというと、渋味や酸味が強いイメージがありますが、寒くなってから(霜が降りてから)だと渋味・酸味が弱くなるそうで、砂糖などを入れなくても美味しく飲めます。
素材が良ければ、100%搾りたてが良いんだなぁと実感できます。
飲み方(ストレートの他、牛乳割りも)
ストレートでも美味しいですが、牛乳で割っても美味しいです。
炭酸割りや、アイスクリームにかけたりするのも良さそうです。
少しずつ楽しみます
とても濃厚なので、スプーン1杯ずつくらい、しばらく楽しもうと思います。
ヤマブドウという植物
最後に、ヤマブドウという植物について少し。
ヤマブドウは、日本に野生するブドウの代表種で、信州の山間部でも、道路脇などに普通に見られます。
ただ、実がなっている自生のヤマブドウは多くはありません。
雌雄異株で、(雌株に実がなります)割合として雄株が多いからだそうです。
なので、実を採取するには、栽培している家が多いです。
秋の紅葉も見どころ
山暮らし初心者の我が家にとっては、紅葉した大きな葉を眺めて秋を実感する、そんな存在でもあります。
日本に自生するブドウの仲間
ちなみに、日本国内の自生のブドウの仲間(ブドウ科ブドウ属)の仲間としては、どんな植物があるのかというと『日本の樹木(山渓カラー名鑑)』によると、下記のような植物があります。
まとめ
それにしても、我が家も今後は栽培にもチャレンジしたいなぁと思うくらい、ヤマブドウの(搾りたて)ジュースは美味しかったです(健康にも良さそうだし)。
以上、簡単ではありますが、ヤマブドウ・ジュースの記事でした!
植物名 | ヤマブドウ |
漢字名 | 山葡萄 |
別名 | オオブドウ、ヤマエビなど |
学名 | Vitis coignetiae |
英名 | Crimson glory vine |
科名・属名 | ブドウ科ブドウ属 |
原産地 | 日本、朝鮮半島など |
花期 | 6月頃 |
・ノブドウ
・エビヅル
・サンカクヅル
・ヤマブドウ