安曇野・黒沢の滝へ行ってきました。
黒沢の滝は、駐車スペースから徒歩10分弱で行ける、お手軽・滝見スポットでありながら、あまり知られていない穴場の滝でもあるんですよね。
安曇野・黒沢の滝について
黒沢の滝は、安曇野市の南端、黒沢川の上流にあります。
松本の中心地からも車で30~40分なので「ちょっと涼みに」という感じで行けます。
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黒沢の滝へのアクセス(行き方)
黒沢の滝へは、松本方面から県道25号(日本アルプスサラダ街道)、北黒沢橋を過ぎて「山田精工」の交差点を左折(西へ)、2.8km進みます。
途中はこんな道
黒沢の滝への道はかなり狭く、すれ違いが厳しいくらいです。
交通量は少ないので大抵は大丈夫だとは思うのですが。
黒澤不動尊に立ち寄り
途中、右手に「黒澤不動尊」が現れます。
秘境のお寺、という感じで、雰囲気が良いです。
滝見の前でも後でも良いので、ぜひ立ち寄りたいスポットです。
駐車スペースは5台分くらい
黒澤不動尊からさらに奥へと進むと、行き止まりになっていて、右手に駐車スペースがあります。
駐車スペースから徒歩10分弱
駐車スペースからは徒歩です。
植物散策をしながら登っていきます。
途中はこんな道&見られる植物
スギ林から始まり、滝に近づくにつれ開けてくるのですが、川沿いという条件もあり、日陰や湿度を好むような植物が多いです。
この時期(8~9月)の植物の様子をいくつか。
イノコズチ
イノコズチは漢字では「猪の子槌」で、節高の茎をイノシシの膝頭に見立てた、と言われます。
ヒユ科イノコズチ属の植物で、枝の先に細い穂状花序をつけます。
ウワバミソウ
ウワバミソウは「山菜の王様」とも呼ばれ、信州ではミズ、東北ではミズナという地方名もあります。
山地の湿った斜面に群生しますが、ちょうどこの辺りはそんな環境です。
タマアジサイ
タマアジサイも、山地の谷川沿いに多く見られます。
アジサイの中では花期が遅く(8~9月)、夏が見頃なので、この時期目立ちます。
ツリフネソウ
ツリフネソウもまた、水辺の近くとか、湿った環境に多い花です。
紅紫色がツリフネソウ、黄色い花はキツリフネで、花期はツリフネソウの方が少し遅い(8~10月)です。
ノブキ
先日の上高地の記事でも紹介しましたが、ノブキ(野蕗)は花よりも実の方が目に付きます。
動物やヒトに粘着して旅をする、ひっつき虫の実です。
黒沢の滝へ到着
黒沢の滝へ到着すると、水量も多く、マイナスイオンたっぷり!
上段と下段があって、美しい滝です。
ベンチもある
ベンチもあって、ゆっくり滝見もできます。
黒沢の滝の左手にも、別の流れがあって、季節によっては(落葉後)、もっとワイドな風景が楽しめそうです。
冬は氷瀑も見られるらしい
ちなみに、冬は見事な氷瀑も見られるらしいです。
まとめ
安曇野の穴場の滝見スポット、黒沢の滝を紹介しました。
駐車スペースから徒歩10分弱で行ける滝は他にあまりないと思います。
※乗鞍エリアだと善五郎の滝もお手軽です(下記記事)。
アクセスは車が必須で、途中の道は狭くてすれ違いも難しいくらいですが、それだけ気を付ければ、お手軽・涼スポットとして、オススメですね。
以上、黒沢の滝の紹介記事でした!
※他、松本・安曇野エリアの涼スポットだと、以前の記事でも紹介した「烏川渓谷緑地」がオススメです。
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