【上高地ハイキング】10月下旬~11月上旬の植物散策

河童橋からの風景

以前の記事、『【上高地ハイキング】5月中旬~6月上旬の植物散策』で、春から初夏にかけての上高地を紹介したのですが、今回は秋です。例年10月には穂高連峰が初冠雪、11月の閉山を前に、黄葉・紅葉が進む季節です。

上高地・河童橋から眺める穂高連峰

【上高地ハイキング】5月中旬~6月上旬の植物散策

2019年6月10日
今回の植物散策のポイント
●10月下旬~11月上旬の上高地
●黄葉と紅葉、キク科の綿毛も見頃
●歩く距離は12~13km(滞在時間4~5時間)
●大正池スタート、明神池までで折り返し
●帰りのバスは上高地バスターミナルから乗車

大正池からハイキング・スタート

朝8時半くらいの大正池

終点の上高地バスターミナルまで行かずに、大正池でバスを降りてハイキングスタートです。

沢渡からバスもしくはタクシーに乗り、大正池のバス停で下車してハイキング・スタートです。

大正池から眺める穂高連峰

穂高連峰には雪が。今年(2019年)は10/22に初冠雪しました。

この日は大正池に8時半に到着。薄っすらと朝もやが出て、幻想的な風景です。穂高連峰は少しだけ白くなっていて、粉砂糖をふりかけたようです。

大正池から田代橋へ向かう途中

大正池から田代橋へ向かいます。

大正池から田代湿原を抜けて河童橋方面へ向かいます。黄葉はカラマツの他、シラカバやダケカンバ、ウリハダカエデ、サワグルミなどの樹種が多いです。

黄葉したカラマツ

黄葉したカラマツ。田代湿原付近はカラマツとチョウセンゴヨウが目立ちます。

ウリハダカエデの黄葉

ウリハダカエデ。樹皮が特徴的なカエデですが、3裂に見える大きな葉も目立ちます。秋の上高地では黄葉した葉をよく見かけます。

コシアブラのように、色が抜けて白くなる葉も見つけられます。

コシアブラ

コシアブラの葉。色が抜けて白っぽくなるのが特徴的です。

ゴマナの綿毛

ゴマナの綿毛。キク科の綿毛も、この季節の見どころです。

田代橋を渡って、梓川の右岸(西側)を北上します。

梓川の右岸(西側)を歩きます

梓川の右岸(西側)を歩きます。

上高地ルミエスタホテルでアップルパイとコーヒーを

アップルパイ(上高地ルミエスタホテルにて)

上高地ルミエスタホテルにてアップルパイをいただきます。

ルミエスタホテルに立ち寄り、アップルパイとコーヒーをいただきます(前回は「かっぱのムース」をいただきました)。ホテルからは正面に霞沢岳を眺められて絶景です。あと、ルミエスタホテルでは「河童のひるめし」という名物のお弁当が販売されていて、ランチ用に買って行くのもオススメです(今回の我々は山ごはんの用意をしてきました。後述します)。

ルミエスタホテルから河童橋へは徒歩15分くらいです。ウェストンのレリーフに立ち寄り、左岸のカラマツ林を眺めたりしつつ北上します。

ウォルター・ウェストンのレリーフ

ウォルター・ウェストンのレリーフ前。こちらも上高地の定番スポットですね。

梓川とカラマツ林

朝日を受けてカラマツ林が輝いて見えました。

河童橋を渡って記念撮影

河童橋からの風景

河童橋に到着、左岸に渡って記念撮影です。快晴!

河童橋に到着後、いったん橋を渡って左岸で記念撮影です。穂高連峰と橋を入れて写真を撮ろうとすると、やはり左岸側からが良いですからね。

かっぱコロッケ

売店で購入した「かっぱコロッケ」。

売店で「かっぱコロッケ」を買って河童橋の上で記念撮影します。ちなみに前回は「河童焼」でした。

クサボタンの実

クサボタンの実。ボタンヅルやセンニンソウ、クレマチスの実とも似ています。

再び右岸に戻って、明神池を目指して北上します。河童橋から明神池までは徒歩約60分です。途中、カツラの木やハルニレの中を抜けます。

ハルニレ林

この辺りはハルニレ、サワグルミ、カツラなどの落葉広葉樹が優先しています。

カツラの葉の香り

カツラの葉を拾って香りを嗅ぎます。

以前に『カツラの木と秋の香り』という記事を作っています。

コミネカエデ

コミネカエデ。秋の上高地では、最も鮮やかな赤色がコミネカエデの紅葉だと思います。

黄葉・紅葉したカエデの色と、背景の梓川の川面のエメラルドグリーンの組み合わせが良いですね。

コハウチワカエデ

コハウチワカエデ。小さいハウチワカエデという名前。ハウチワカエデは、葉の形が天狗のハウチワ(葉団扇)と似ている、という名前です。

イタヤカエデ

イタヤカエデ。葉には切れ込みがあまり入らないのが特徴です。葉の面積が大きいので、秋は黄葉が目立ちます。

明神池に到着

明神池に到着です

明神池に着くと、ここもやはり秋の風景になっていました。

明神池に到着です。穂高神社奥宮で拝観料(1人300円)を払って、明神池を散策します。
黄葉のオレンジ色が水面に写って、更に鮮やかに見えます。

明神橋から眺める明神岳

明神橋から眺める明神岳。

明神池の後は、明神橋を渡って左岸へ。橋から後ろを振り返ると、そびえ立つ明神岳が見事な秋色で、来て良かったなあ、としみじみ。

持ってきた食料で山ごはん

ビアレッティのモカアルピナ(マキネッタ)

このブログでお馴染み、山岳帽のマキネッタ登場です。

ランチは、山ごはんです。持ってきた食材を河原で調理します。今日はカルディコーヒーファームで買った食材を使いますが、この詳細は別記事を作成しました。こちら(『カルディコーヒーファームの食材で山ごはん』)をご覧ください。

ビアレッティのマキネッタとデミタスカップ

カルディコーヒーファームの食材で山ごはん

2019年11月5日

梓川左岸を河童橋方面へ

ランチの後は、梓川の左岸を河童橋に向けて歩きます。

左岸の林道

左岸は、川から少し離れていて、幅の広い道が多いです。

カンボクの実

カンボクの実。ガマズミの仲間の植物で、赤い実も似ていますが、カンボクの方が透明感がある赤色です。

マユミの実

マユミの実。ピンク色の中から赤い種子が出てきます。冬にも残っていて、雪景色の中で目立ちます。

オオカメノキ

紅葉したオオカメノキの葉。以前に『オオカメノキ、初夏の白い花と冬のバンザイ』という記事を作っています。

梓川の支流を観察

梓川の支流も澄んでいて、覗き込みたくなります。

上高地バスターミナルからバスに乗って帰路

河童橋付近から焼岳方面への眺め

河童橋付近から見る、焼岳方面の眺め。

河童橋に到着後、上高地バスターミナルからバスに乗りますが、最後に「河童焼」を食べて本日のハイキングは終了です。

河童焼

河童焼。「あずきあん」「カスタード」「あずきあん&クリームチーズ」の3種類があります。

このブログ、sambuca(サンブーカ)では、上高地を何回か記事にしてきましたが、次回はぜひ冬の積雪期についても記事にしたいと思います。

今回の植物散策のまとめ
●やはり何度でも来たい上高地
●今回もカッパグルメを堪能
●積雪期(閉山後)にも来てみたい
上高地へのアクセスや交通について
上高地へのアクセスや交通、基本的な情報については下記サイト(上高地旅行情報・観光ガイド)がわかりやすいです。参考にしてください。
https://www.kamikouchi.info/

広告
広告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

神戸出身、2016年から信州在住。植物のある生活、自然の中での生活について、このサイト(サンブーカ)で記事を作っています。食や自転車、インテリアなど“イタリア的な山暮らし”の楽しさもテーマにしています。2019年~イタリア・トリノの自転車ブランド・3Tアンバサダー。