【中山道サイクリング】冬の木曽路、馬籠峠越え(木曽福島~中津川)

チェレステカラーの橋
木曽川に架かる橋をいくつも渡るコースです。

時々、記事にしている中山道サイクリング(&ハイキング)。今回は木曽福島駅から中津川駅までのサイクリングです。木曽川の下流に向けて右岸と左岸を行き来しつつ、馬籠峠を越えて馬籠宿に立ち寄ります。中山道・木曽路の雰囲気を味わいながら、なるべく自転車に快適なルートを選んで走ってみました。

他の中山道関連記事については「tag中山道」をご覧ください。
今回の植物サイクリングのポイント
●木曽福島駅をスタート、中津川駅がゴール
●馬籠峠を超えるヒルクライムも含むルート
●走行距離は約67㎞、獲得標高約1450m
●中級~上級者向け
●季節は1月(冬)

木曽福島駅を出発、中津川駅を目指します

木曽福島駅
木曽福島駅。1月上旬のこの日、朝9時で気温は2℃くらい。日によっては氷点下の事もある季節です。

木曽福島駅を出発したら、木曽川の右岸へ渡り、県道263号線を南下します。

詳細なルートについては、この記事の最下部のマップでご確認ください。
県道263号線(川合中畑線)
県道263号線(川合中畑線)。この辺りはスギやヒノキの林の中を走ります。
スギの球果
スギの球果、杉ぼっくり。右上に雄花も見えています。1月のこの時期はまだ花粉を飛ばしていません。

スギやヒノキの林間を通過して、突き当たりまで行って左折します。

木曽川の反対側(左岸)に渡ると国道19号線に出ます。すぐENEOS(ガソリンスタンド)があるので、その手前の側道に入ります(Googleマップには載っていない道です)。軽自動車1台がギリギリ通れる狭い道を下ると、薄い青緑色の橋に出ます。

木曽川に架かる橋も堪能

チェレステカラーの橋
狭い側道を下ると、チェレステカラーの橋に。

木曽川沿いを走る際、いくつも橋を渡りますがこの橋はその中でも僕のお気に入りです。橋からの眺めも良く、橋の色が薄い青緑色で(以前の記事でも書いたのですが)Bianchi(ビアンキ)のチェレステカラーのようで、橋のサイズ感と相まって写真映えするんですよね。

橋からの眺め
橋からの眺め。
橋の下に見える木曽川
橋の下はエメラルドグリーンの木曽川。

もちろん、3Tのバイクはこの橋でも映えますね。

3Tについては以前の記事『3T、イタリア・トリノの自転車ブランド』をご覧ください。

中央アルプスを望む県道508号線へ

橋を渡ってすぐ、短い上り坂の後、広い道路に接続するので左折します。4kmほど行くと上松駅手前のループに出ます。そこを右折して県道473号線を経由しつつ、約1km先で左折して県道508号線へ入ります。

県道508号線(上松南木曽線)
上松駅付近を過ぎて再び木曽川右岸に渡って、県道508号線(上松南木曽線)に入ります。

県道508号線(上松南木曽線)は、以前の記事でハナモモと中央アルプスの絶景が楽しめる、という紹介をしました。冬は花は咲いていませんが、中央アルプスは粉をふるったように雪をかぶっていて(春とはまた違う雪のかぶり方です)、しばし眺めていたくなります。

県道508号線(上松南木曽線)から眺める中央アルプス
県道508号線から眺める中央アルプス。

県道508号線を約7km、走行中は途中に3つのトンネルを通過しますが、その合間合間で中央アルプスを眺められます。のんびり風景や植物を楽しみながら進みます。

ハナモモの冬芽
こちらはハナモモの冬芽。灰色がかった毛に覆われています。
ススキの綿毛
冬の陽光は綿毛を綺麗に見せてくれますね。こちらはススキ。
セイタカアワダチソウの綿毛
同じくキク科の綿毛、こちらはセイタカアワダチソウ。

3つ目のトンネル、倉本トンネルを抜けると行き止まりになっています(工事中)。なので、左に曲がって国道19号線方面へ。

万場交差点で国道19号線に出たら、しばらくそのまま19号線を中津川方面へ進みます(約4km)。須原駅への分岐点を左折して、須原駅へ。

須原宿で水分補給

須原宿は「水舟の里」。水舟と呼ばれる水汲み場が何か所もあります。

須原宿の水舟
須原宿の水舟。サワラなどの木をくりぬいた水汲み場です。

須原駅を過ぎたら、また19号線に戻って、1kmくらい先に右手への側道がるので、右折します(木曽川方面へ)。

阿寺橋を渡ってから線路沿いの道へ

橋を渡って木曽川右岸をしばらく進むと(約5km)、阿寺橋に到着します。

阿寺橋
阿寺橋。阿寺川が木曽川に合流する場所に架かる橋です。

中央アルプスがよく見える絶景ポイントなのですが、この日はあいにく雲がかかっていました。

阿寺橋を渡って右折し、木曽川の左岸を下流に向かって緩やかな上り坂を進むと、JRの踏切に。踏切を越えて右折し、線路沿いの道路を。

線路沿いの道
線路沿いの道。時間が合えば「特急しなの」の撮影もできます。

2km弱行くと19号線に出ますが、200mくらい先で再び右手の側道へ。十二兼駅の横を通過すると橋が出てくるので、橋を渡って右岸へ。少し坂を上ると左への分岐があるので左折して、この右岸道路を約4km進みます。読書トンネルを抜けて、約2km先で再び橋を渡って左岸へ。

南木曽、妻籠へ向かう旧中山道の道

左岸へ渡ると19号線に出ますが(高瀬橋交差点)、反対側に渡って歩道橋の方に(木曽福島方面)少し戻ったところを山側へ入ります。

ここからは旧中山道。ウォーキングと同じコースを行きます。南木曽駅付近、妻籠宿付近を通りながら国道256号線に繋がるまで約7km。軽自動車がギリギリ1台通れるくらいの狭い道ですが交通量は少なく、自転車にとってはちょうど良いサイズ感のルートです。

住宅街の中を複雑に進むルートですが「中山道」の標識に従えば間違えないと思います。詳細を言葉で説明すると複雑になるので、ポイントになる写真を以下に並べます。

「和合の枝垂梅」の説明
南木曽駅を過ぎた辺りにある「和合の枝垂梅」。
「和合の枝垂梅」の冬芽
「和合の枝垂梅」の冬芽。
SL公園のD51と3Tのロードバイク
SL公園のD51。昭和40~50年代に木曽谷を走っていた車両が展示されています。
石畳もあります
途中、石畳のところもあります。

ツツジ街道と名前が付いている区間もあります。春の花の時期も良いでしょうね。

大妻籠からは馬籠峠越えのヒルクライム

大妻籠(県道7号線)
県道7号線の大妻籠付近。

今回は妻籠宿には立ち寄らず、前述の道路を通って突き当りまで行き、国道256号線、県道7号線を繋ぎながら馬籠峠を目指します。

大妻籠付近からは馬籠峠越えのヒルクライムです。距離約5kmで標高約300mを上ります。途中、「男滝女滝」という、案内板があります。登山道を50mほど歩くと間近で見学できますが、道路からもチラッと見えます。

女滝
道路脇から見える女滝。冬は落葉しているので見えやすいです。男滝もすぐ横にあります。
クマシデの実
こちらはクマシデの実。滝が見える道路脇で見つけました。

馬籠峠から下って馬籠宿へ

馬籠峠頂上に到着
馬籠峠頂上(標高801m)に到着です!「峠の茶屋」はこの日はお休みでした。

馬籠峠頂上を過ぎると、後は下りです。

雪をかぶった恵那山
峠を過ぎると恵那山が見えてきます。

馬籠峠から3km弱で馬籠宿に到着です。今回は馬籠宿を歩いて(自転車を押して)下ります。

馬籠宿
馬籠宿。自転車を押して歩きます。冬は夏に比べると人通りが少なくて落ち着いた雰囲気です。
藤村記念館のアカマツ
こちらは島崎藤村の「藤村記念館」前のアカマツ。樹齢約350年だそうで、樹形も美しいですね。

馬籠宿には、オススメのカフェがあります。

HillBilly Coffee Company(ヒルビリーコーヒーカンパニー)
水車小屋の前にあるカフェ、HillBilly Coffee Company。

HillBilly Coffee Company(ヒルビリーコーヒーカンパニー)。

HillBilly Coffee Company(ヒルビリーコーヒーカンパニー)のエスプレッソ
メニューはマキアートやフラットホワイトなどのエスプレッソベースから、シングルオリジンのドリップまで、超本格的です! ちなみに窓の向こうには水車小屋が見えます。

窓の外の馬籠宿の街並みを見ながら頂く本格エスプレッソはホントに美味しくて、僕は必ず立ち寄るカフェです。

ヒルビリーコーヒーから馬籠宿入口(この場合は出口)はすぐです。石畳散歩を終えて自転車に跨ったら、中津川駅へ向かいます。

馬籠宿から中津川へ

旧中山道からの風景
旧中山道からの風景。信州から南下すると竹林が増えてきますね。

旧中山道からの棚田の風景を眺めつつ、19号線に接続します。中津川の市街地は意外とアップダウンがあります。なるべく負担が少ないルートを走行したつもりなので、マップを参考にしてみてください。

サイクリングを終えて

中津川駅
中津川駅に到着しました。

中津川から木曽福島までは「中山道ウォーク」でたくさんの外国人で賑わうルートです。今回はハイキングコース等を避けながら、自転車で快適に走れるルートにしましたが、ウォーキングやハイキングよりも時間が短縮できるし、また違った楽しみがあるのがサイクリングの良いところです。

冬芽や綿毛、実といった冬ならではの植物散策も、中山道の街道沿いは風情がありますね(積雪や凍結に要注意な日もありますが)。今後も、いろんな中山道の区間や季節を記事にしていきたいと思います。

今回の植物サイクリングのまとめ
●中山道らしい風情と自然を味わうサイクリング
●冬は積雪や凍結に要注意
●所要時間は5~7時間(休憩時間含む)
●今後の中山道記事にも乞うご期待

広告
広告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUT US

神戸出身、2016年から信州在住。植物のある生活、自然の中での生活について、このブログ(サンブーカ)で記事を作っています。食や自転車、インテリアなど“イタリア的な山暮らし”の楽しさもテーマにしています。2019年~イタリア・トリノの自転車ブランド・3Tアンバサダー。