馬籠峠ハイキング【中山道、妻籠宿から馬籠宿へ】

馬籠峠のハイキングコース
妻籠宿から馬籠宿まで歩く、約3時間のハイキング。

外国人観光客に大人気の中山道。

特に賑わうのが馬籠宿と妻籠宿の間を歩く、馬籠峠を越えるルートです。

「Samurai Trail」とも呼ばれる、古の道。

今回は5月下旬に夫婦でハイキングしてきたレポートです!

今回の植物ハイキングのポイント
●妻籠→馬籠(人気なのは馬籠→妻籠)
●馬籠から妻籠は路線バスで戻る
●歩く距離は約9㎞(約3時間)の峠越え
●5月下旬の新緑と花を散策
●『Lonely Planet 』の影響で海外からのハイカーがいっぱい

馬籠峠越えハイキングは「馬籠→妻籠」が人気( 今回は「妻籠→馬籠」)

妻籠宿
中山道の中で、外国人観光客にも人気なのが馬籠宿や妻籠宿。

まず、歩くルートについてですが、一般的には馬籠から妻籠へ向かうルートの方が人気があります。

中津川から木曽福島や松本方面に移動する観光客が多く、北上する旅程の都合もあるのでしょうが、標高差を利用して馬籠から妻籠に向かった方が少し楽ちんというのも理由でしょう。

馬籠宿の標高が約600m、馬籠峠が標高約800m、妻籠宿が標高約400mです。

なので馬籠からだと200mほど上りが少ないという事ですね。

ただ、どちらからでも良いと思います。

今回の僕達は人気ルートとは逆の「妻籠→馬籠」を選択しました。
(道中、妻から不満を言われる事になるのですが。。。)

妻籠の駐車場に車を停めて出発!

古民家と水車
古民家や水車が現代の生活の中で生きています。

5月下旬の中山道・木曽路。

まだ暑さも厳しくなく、歩くには良い季節です。

まず、駐車場に車を停めて、妻籠宿からスタートです(馬籠に到着後、バスでここまで戻ってきます)。

歩き出すと、徐々に建物が少なくなって、畑や田んぼが。

この時期、田植えを終えたばかりの水田は美しいです。

『まんが日本昔ばなし』のような風景、生活が感じられる古民家や水車が良い感じです。

道路脇の日陰にはユキノシタがたくさん咲いています。

ユキノシタ
ユキノシタ。下の花弁2個が大き く、特徴的な形は覚えやすいです。

山道に入り、上り坂が急になってきますが、石畳のところもあったり、変化があります。

この辺りから、馬籠から妻籠に向かう人達と頻繁にすれ違うようになります。

ほとんどが外国人で挨拶は「Hello!」も多いです。

石畳
妻籠から馬籠峠に向かう途中の石畳。

男滝・女滝

男滝
男滝。少しの寄り道ですが、吹き下ろす風と水滴を体験する価値は大いにあり!

妻籠から出発して3kmくらい、「男滝・女滝50m」の表示があります。

寄り道にはなりますが、オススメです。

滝の近くに立つと、谷を下りてくる風と細かい水しぶきが心地よく、深呼吸したくなります。

宮本武蔵が修行したという伝説もあるそうです。
(『バガボンド』!)

この日は男滝の近くでお弁当を食べている人がいました
(次回は真似したいです)

滝から元の道に戻って、再び上り坂です。

サワラの大木で記念撮影、足元にはクルマムグラの小さな白い花と、輪生の葉。

サワラの大木
樹齢約300年のサワラ。ヒノキとよく似ていますが、ヒノキは主に植林で、サワラは自生している事が多いです。
クルマムグラ
クルマムグラ。小さな花と、輪生の葉の重なりが宙に浮かんでいるようにも見えます。

一石栃立場茶屋

一石栃立場茶屋
無料の休憩所、一石栃立場茶屋で一休み。江戸後期の建物で、囲炉裏もあります。

少し行くと一石栃立場茶屋という無料の休憩所があります。

「休憩していってください!」と笑顔で声をかけてくれます。

江戸時代後期の建物で、中に入ると囲炉裏もあり、雰囲気があります。

お茶をすすりながら、伊藤一刀斎との対決シーンとか、『バガボンド』の世界へ。。。

茶屋を後にすると、上り坂は急になります。

妻が「まだ~!?」と不満を漏らし始め、『バガボンド』から現実に戻されていきます。。。

峠の茶屋を越えると下りです

ラストスパート、山道を抜けると「峠の茶屋」に!

ここから先は下り基調なので妻もご機嫌です。

田んぼや民家が表われだしたら、馬籠宿はもうすぐ。

ヒトツバタゴの白い花や、展望台から正面に見る恵那山、いろいろと撮影しながら下山します。

田植えを終えたばかりの水田
田植えを終えたばかりの水田や、新緑の風景を見ながら馬籠へと下ります。
ヒトツバタゴ
ヒトツバタゴ。ナンジャモンジャという別名も有名です。馬籠付近では何本も見られます。花期は5月。

恵那山を眺めて馬籠宿へ

恵那山の眺望
展望台から望む恵那山。恵那山を見ると信州から岐阜県に入ったと感じます。

馬籠宿に到着したら名物グルメを堪能

馬籠宿に到着すると、食い意地が張った妻が先導してくれます。

栗のスイーツ「栗ふく」や、本格的なコーヒーが飲めるカフェ(エスプレッソもあります)、五平餅やソフトクリームを味わいつつ、石畳の宿場町を散策。

観光名所としては島崎藤村の記念館があります。

栗ふく

栗ふく
栗ふく。カステラ生地の中に栗あんと栗が入ったスイーツ。

HillBilly Coffee Company

HillBilly Coffee Company
HillBilly Coffee Companyでは本格的なエスプレッソをいただきました。

白木屋の五平餅

五平餅
信州の名物、五平餅。こちらは「白木屋」さんにて。1本150円。

路線バスで馬籠から妻籠に戻ります

馬籠から妻籠はバスで
馬籠から妻籠へ、バスで戻ります。料金(600円)を下車時に支払います。

馬籠宿を堪能したら、バスに乗って妻籠宿に戻ります。

バスは1日に4本なので、タイムスケジュールを事前に要確認です。

片道600円、下車する時に支払います。

今回は馬籠を15:00発、妻籠に15:26着のバスに乗りましたが、僕たち夫婦以外は全て外国人で、妻籠の手前のバス停、大妻籠で全員が下車していました。

皆さん、本当によく調べてきているようで、驚きです。

妻籠宿

妻籠宿
妻籠宿。全国に先駆けて町並み保存に取り組んだ宿場町です。

この日は、妻籠宿を少し歩いてから、朝に出発した駐車場に戻ってハイキング終了となりましたが、中山道の楽しみ方はまだまだたくさんあります。

同じコースでも季節によって花や草は違うし、知れば知るほど撮影も楽しくなります。

木曽路はトイレもきちんと整備されて(洋式の本当にキレイなトイレ!)環境も整っているのも大事なポイントだったりします。

またそのうち、「Samurai Trail」の続きのレポートをしようと思います。

今回の植物ハイキングのまとめ
●新緑と初夏の花も見られる季節
●男滝・女滝の水しぶきが心地よい季節
●すれ違う人は多くが外国人、中山道の世界的人気を実感
●馬籠では名物グルメを堪能
●『バガボンド』の時代に思いをはせるハイキング

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ABOUT US

Shoji(しょうじ)
神戸出身、2016年に信州の山奥に移住。植物のある生活、自然の中での生活について、このブログ(サンブーカ)で記事を作っています。食や自転車、インテリアなど“イタリア的な山暮らし”の楽しさもテーマにしています。2019年~イタリア・トリノの自転車ブランド・3Tアンバサダー。