信州サイクリングで見かける植物【秋の紅葉・黄葉】

黄葉と乗鞍岳、3Tのロードバイク
3Tのロードバイク(ストラーダ)の向こうには乗鞍岳と黄葉。

信州は山が多いので、紅葉の時期は場所によってかなり違います。

北アルプスの標高3000m付近だと9月の上旬から紅葉が始まりますが、標高500mとかの麓だと見頃は11月上旬くらいが多いと思います。

紅葉・黄葉の信州サイクリング

乗鞍岳には雪が
乗鞍岳の上部には雪が積もっています。今シーズン(2019年)は10月22日に初冠雪しました。

今回の記事はその中間くらい、標高1000mから1500m付近くらいを10月下旬にサイクリングして見られる植物、という内容になります。

黄葉・紅葉する落葉高木

黄葉の風景とカラマツ、3Tのロードバイク
右側はカラマツ。まだ緑色が残っています。

信州の山間部で最も目につく樹種としてはカラマツです。

広大なカラマツ林の黄葉は見事なのですが、10月下旬だと少し早くて、黄金色になるのは多くの地域で11月になってからです。

カツラの黄葉(その香り)

カツラの木の黄葉は早い時期から目につきます。落ち葉の香りも特徴的で、左の葉のような、乾燥した葉は強く香ります。

黄葉が早くから目立つのはカツラの木です(以前に『カツラの木と秋の香り』という記事を作っています)。

谷筋に多い木なので、川沿いの道路で見かける事が多いです。

路上に落ち葉がたくさん落ちていたら、その香りを嗅ぐのはこの時期ならではの楽しみです。

カツラの木の黄葉

カツラの黄葉は、緑色の樹々の中にポツポツと黄色が混じる、というような見え方が多くて、その後に全体的に森が黄色くなってくると、その黄色はシラカバやミズナラ、トチノキ、ブナなどです。

ミズナラ、シラカバ、ブナ

ミズナラとシラカバ、3Tのロードバイク
手前はミズナラ、奥にシラカバが見えています。シラカバも比較的早い時期に黄葉します。
ブナの黄葉
こちらはブナ。大木になるので、黄葉も迫力があります。

標高1300~1500mだと、シラカバやミズナラの自生が多くて、林縁にはトチノキの大きな葉も目立ちます。

トチノキ

トチノキの黄葉
トチノキの黄葉。大きな葉は森の中で目立ちます。

ナナカマド

ナナカマド
ナナカマド。高山でも名所がいくつもありますが、道路脇にもちょくちょく見かけます。

もう少し標高が上がると、シラカバにダケカンバが混じるようになります。

落葉低木の葉と実

レンゲツツジ

紅葉したレンゲツツジ
紅葉したレンゲツツジ。初夏の花も良いし、この時期の紅葉も良いですね。

乗鞍高原のような開けたところだと、レンゲツツジの紅葉も見られます。

赤くなる樹種というのは意外と少ないのですが、信州だと前述のナナカマドの紅葉も有名ですね。

低木だと、葉を間近に観察できるのも良いです。

そうそう、ダンコウバイも好きな樹種です。

ダンコウバイ

ダンコウバイの黄葉
ダンコウバイ。以前に『ダンコウバイの香りとクスノキ』という記事を作っています。

木の実も面白いです。

ズミの実と黄葉

ズミの実
こちらはズミの実。

ズミは別名コナシ(小梨)やコリンゴとも言い、食べてみると確かにナシのようでもあり、小さなリンゴのようでもあります。

ノイバラの実

ノイバラの実
ノイバラの実。色が少なくなる季節に鮮やかな実は貴重な被写体になってくれますが、トゲには注意です。

キク科の綿毛

ススキ

ススキ、黄葉した山を背景に
黄葉した山を背景に、ススキが映えます。

この時期だと花はあまり見られませんが、キク科の綿毛がいろいろと見られます。

ススキはもちろん、アザミやゴマナの綿毛も目立ちます。

タンポポの綿毛

アザミ

アザミの綿毛
アザミの綿毛。

ゴマナ

ゴマナの綿毛
こちらはゴマナ。

信州の黄葉の主役・カラマツはこれから

黄葉の風景と3Tのロードバイク
黄葉の風景と3Tのロードバイク。

これから11月、12月にかけて、標高の高いところから低いところへと紅葉・黄葉が進みます。

カラマツ林の黄葉を経て、サイクリングのシーズンは終盤へ。

積雪の前に、落ち葉の上を走る感覚をしっかり味わおうと思います。

カラマツ林の黄葉
カラマツ林の黄葉。こちらは昨年撮影した写真です。
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しょうじ(Shoji)
神戸出身、2016年に信州の山奥に移住。植物のある生活、自然の中での生活について、このブログ(サンブーカ)で記事を作っています。食や自転車、インテリアなど“イタリア的な山暮らし”の楽しさもテーマにしています。