大町のんびりサイクリング【木崎湖から中山高原、春の花を散策】

新行高原(美麻新行)の水車小屋と北アルプス、3Tバイク
新行高原(美麻新行)の水車小屋と北アルプス、3Tバイクで記念撮影。

大町市はサイクリング用のマップを作っていて、サイクルステーションも多く、自転車の環境がとても充実しています。

大町市がオススメしているコース、いくつもある中で、今回は居谷里(いやり)湿原のリュウキンカと、中山高原の菜の花観賞をメインにしたコースに。

信州・大町を自転車で周遊(距離は15~20km)

CYCLE STATION(サイクルステーション)のタペストリー
サイクルステーション。青と黄色のタペストリーが目印です。
今回の植物サイクリングのポイント

●5月上旬~下旬の大町
●距離は約15~20km(初心者でも問題なし)
●居谷里湿原はリュウキンカが見頃
●今年(2019年)の菜の花は5月中旬~下旬が見頃

ゆ~ぷる木崎湖からスタート

ゆーぷる木崎湖からスタート!
ゆ~ぷる木崎湖に車を駐車して、スタ~ト~!

今回の起点となるのは「ゆ~ぷる木崎湖」。

ここに車を駐車して、ぐるっと自転車で木崎湖、居谷里湿原、中山高原を巡り、帰ってくる作戦です。

木崎湖畔を通過

木崎湖畔を少しだけ走ります
スタートしてすぐ、木崎湖畔で記念撮影。

出発してすぐ、木崎湖畔を少しだけ走ります。

稲生駅付近

水田と木崎湖、3Tバイク
水田の向こうに木崎湖。

湖畔を抜けると田植えの風景。

水が張られたばかりの水田の向こうに木崎湖。

のどかです。

稲生駅の踏切を渡り、100mくらい南へ行くと「居谷里湿原(Iyari Swamp)」への表示があるので、左折します。

県道393号に入ってすぐの給水ポイント
県道393号に入ってすぐ、給水ポイントがあります。

そのまま県道393号を真っ直ぐ行くと、美麻エリア(美麻新行)ですが、今回は途中で右折して、ちょっと急な上り坂を登って、居谷里湿原に立ち寄ります。

(妻は自転車を押して歩いていました。。。)。

時間がない場合、居谷里湿原には立ち寄らず、真っ直ぐ美麻エリアまで行くのもアリかと思います。

居谷里湿原に立ち寄り

居谷里湿原の入口
居谷里湿原の入口に到着です。

居谷里湿原に到着、入口付近に自転車を置いて、歩いて湿原を散策です。

居谷里湿原を散策します
居谷里湿原は歩いて散策です。

居谷里湿原は長野県の県天然記念物にも指定されている、湿原植物の宝庫です。

春はミズバショウやザゼンソウが有名ですが、5月上旬に訪問したこの日の見頃の花はリュウキンカ。

リュウキンカの花
リュウキンカの花。漢字は立金花。キンポウゲ科の植物です。

雪解け水が流れるような水辺や湿地で見られる花で、ミズバショウと共生している場合が多い植物です。

県道393号の緩やかな上り坂
県道393号の緩やかな坂を上ります。

居谷里湿原を散策した後、県道393号に戻って、ゆるやかな上り坂を進みながら、新行高原(美麻新行)を目指します。

新行高原(美麻新行)で蕎麦ランチ&カフェ

美麻新行の水車小屋と北アルプスを眺める(3Tバイクと共に)
新行高原に着くと、まさに絶景! 水車小屋がまた良い感じで、3Tバイクと一緒に記念撮影。

新行高原の入口付近には、水車小屋があって、絶好の撮影ポイントです。

この先に、今回のランチの場所に選んだ「麻の館」があるのですが、その途中の道から撮影するのが良いですね。

麻の館

麻の館で蕎麦をいただきます
「麻の館」で蕎麦をいただきます。

麻の館では、蓮華岳や爺ヶ岳、北アルプスの山並みの絶景と共に、蕎麦をいただきます。

蕎麦粉は、ここ新行高原で生産・製粉されたものだそうで、入口の横では蕎麦打ちをしている風景も。

麻の館のバイクラック
麻の館のバイクラック。

食後は、2階にある「麻の資料館」を見学します。

麻の資料館

2階の「麻の資料館」
2階の「麻の資料館」。アサってこんなに背が高いんですね!

この地域で広く栽培されていたアサという植物と、美麻と麻の関わりについて、学べる資料館です。
食事をすると無料で見学できるようです。

アサからソバへ。

時代とともに暮らしを支える植物は変わっているようですが、この美麻という地域が昔も今も、植物と共にあるというのは羨ましくもあり、美しいですね。

美麻珈琲

美麻珈琲でカフェタイム(3TのTシャツ着てます)
美麻珈琲でカフェタイム。店内はコーヒーのイイ~香りです。

麻の資料館の見学を終了して、向かったのは美麻珈琲。

店内で焙煎しているという、美味しいコーヒーをいただいてから、いよいよ菜の花畑です。

美麻珈琲のバイクラック
美麻珈琲にもバイクラックが設置してあります。

中山高原で菜の花畑見学

美麻珈琲から数百メートル、ほぼ同じエリアに今回の目的地、中山高原の菜の花畑があります。

車の駐車スペースから奥は砂利道で、見物客も多いので、自転車を押して歩きます。

「農園カフェ ラビット」のヤギ
「農園カフェ ラビット」のヤギ。

途中「農園カフェ ラビット」のヤギに挨拶しつつ、、、

菜の花畑と北アルプスに向かって万歳!(中山高原)
菜の花畑と北アルプスに向かって万歳!

菜の花畑に到着です!

今年(2019年)は開花が遅く、5月下旬頃まで見頃のようです。

例年はちょうどゴールデンウィーク辺りが見頃なのでしょう。

中山高原の菜の花
今年は花期が遅く、5月下旬くらいまで見頃のようです。
NHK『おひさま』のロケ地記念碑と3Tバイク
NHK連続テレビ小説『おひさま』のロケ地になったそうです。記念碑と3Tバイクをパシャリ。

菜の花畑でしばし過ごした後は、5kmほど長い下り坂で楽ちんです。

中山高原の後の、長い下り坂
中山高原の後の、長い下り坂。5kmほど、麓まで緩やかな下りが続きます。

ゆ~ぷる木崎湖に戻ってゴール&お風呂

麓まで下った後、平坦な道を2㎞ほど行くと、ゴールのゆ~ぷる木崎湖に戻ります。

松田乳業のコーヒー牛乳(松田コーヒー)
お風呂上りにオススメ!松田乳業のコーヒー牛乳(松田コーヒー)です。

ゆ~ぷる木崎湖には温泉施設、プール、レストランもあります。

今回は温泉に入って、お風呂上りには妻が「キャワ!」と反応した松田乳業のコーヒー牛乳(松田コーヒー)をグビりと飲んで、今回のサイクリングは終了です。

シバザクラとツクシ
シバザクラとツクシ。夕方の優しい光が良い感じだったので、思わずパシャリ(ゆ~ぷる木崎湖の植え込みにて)。

総走行距離は約19㎞。

僕たちは撮影しながらなので、実際にはもう少し距離は短くなりますが、見どころがいくつもあって、信州の良さが凝縮されたようなコースだと思います。

植物散策とか撮影、ランチやカフェしながらだと、半日程度でしょうか。

お気軽・のんびりサイクリングとして、とてもオススメです。

夏だと美麻新行の蕎麦畑の花、居谷里湿原のカキツバタやアヤメも良さそうです。

そしてまた、大町市が紹介している、他のコースもどれも魅力的です。

僕としては黒部ダムへ向かう、ヒルクライムコースにもチャレンジしたいところですが、妻は激しく拒絶。。。

それよりも「黒部ダムカレーを食べたい!」と、サイクリングよりも食べ歩きに興味を示します。。。

何度も来たくなる、大町サイクリング

帰りの車窓から(FIAT500から見る水田と山並み)
夕刻、大町から安曇野にかけて、車から眺める風景もお気に入りです。

いずれにせよ、大町サイクリング、第2弾、3弾も企画しようと思います!

今回の植物サイクリングのまとめ

●前半は上り基調、後半は下り基調
●居谷里湿原に立ち寄らない場合は総距離約15km
●夏の花の季節も来てみたい
●大町の他のサイクリングコースも良さそう
●次回は黒部ダムカレーにもチャレンジ

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ABOUT US
しょうじ(Shoji)
神戸出身、2016年に信州の山奥に移住。植物のある生活、自然の中での生活について、このブログ(サンブーカ)で記事を作っています。食や自転車、インテリアなど“イタリア的な山暮らし”の楽しさもテーマにしています。