大町市はサイクリング用のマップを作っていて、サイクルステーションも多く、自転車の環境がとても充実しています。
大町市がオススメしているコース、いくつもある中で、今回は居谷里(いやり)湿原のリュウキンカと、中山高原の菜の花観賞をメインにしたコースに。
信州・大町を自転車で周遊(距離は15~20km)
![CYCLE STATION(サイクルステーション)のタペストリー](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7857con.jpg)
ゆ~ぷる木崎湖からスタート
![ゆーぷる木崎湖からスタート!](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7860con.jpg)
今回の起点となるのは「ゆ~ぷる木崎湖」。
ここに車を駐車して、ぐるっと自転車で木崎湖、居谷里湿原、中山高原を巡り、帰ってくる作戦です。
木崎湖畔を通過
![木崎湖畔を少しだけ走ります](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7869con.jpg)
出発してすぐ、木崎湖畔を少しだけ走ります。
稲生駅付近
![水田と木崎湖、3Tバイク](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7879con.jpg)
湖畔を抜けると田植えの風景。
水が張られたばかりの水田の向こうに木崎湖。
のどかです。
稲生駅の踏切を渡り、100mくらい南へ行くと「居谷里湿原(Iyari Swamp)」への表示があるので、左折します。
![県道393号に入ってすぐの給水ポイント](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7888con.jpg)
そのまま県道393号を真っ直ぐ行くと、美麻エリア(美麻新行)ですが、今回は途中で右折して、ちょっと急な上り坂を登って、居谷里湿原に立ち寄ります。
(妻は自転車を押して歩いていました。。。)。
時間がない場合、居谷里湿原には立ち寄らず、真っ直ぐ美麻エリアまで行くのもアリかと思います。
居谷里湿原に立ち寄り
![居谷里湿原の入口](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7900con.jpg)
居谷里湿原に到着、入口付近に自転車を置いて、歩いて湿原を散策です。
![居谷里湿原を散策します](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7895con.jpg)
居谷里湿原は長野県の県天然記念物にも指定されている、湿原植物の宝庫です。
春はミズバショウやザゼンソウが有名ですが、5月上旬に訪問したこの日の見頃の花はリュウキンカ。
![リュウキンカの花](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7890con.jpg)
雪解け水が流れるような水辺や湿地で見られる花で、ミズバショウと共生している場合が多い植物です。
![県道393号の緩やかな上り坂](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7905con.jpg)
居谷里湿原を散策した後、県道393号に戻って、ゆるやかな上り坂を進みながら、新行高原(美麻新行)を目指します。
新行高原(美麻新行)で蕎麦ランチ&カフェ
![美麻新行の水車小屋と北アルプスを眺める(3Tバイクと共に)](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7921con.jpg)
新行高原の入口付近には、水車小屋があって、絶好の撮影ポイントです。
この先に、今回のランチの場所に選んだ「麻の館」があるのですが、その途中の道から撮影するのが良いですね。
麻の館
![麻の館で蕎麦をいただきます](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7923con.jpg)
麻の館では、蓮華岳や爺ヶ岳、北アルプスの山並みの絶景と共に、蕎麦をいただきます。
蕎麦粉は、ここ新行高原で生産・製粉されたものだそうで、入口の横では蕎麦打ちをしている風景も。
![麻の館のバイクラック](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7929con.jpg)
食後は、2階にある「麻の資料館」を見学します。
麻の資料館
![2階の「麻の資料館」](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7925con.jpg)
この地域で広く栽培されていたアサという植物と、美麻と麻の関わりについて、学べる資料館です。
食事をすると無料で見学できるようです。
アサからソバへ。
時代とともに暮らしを支える植物は変わっているようですが、この美麻という地域が昔も今も、植物と共にあるというのは羨ましくもあり、美しいですね。
美麻珈琲
![美麻珈琲でカフェタイム(3TのTシャツ着てます)](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7935con.jpg)
麻の資料館の見学を終了して、向かったのは美麻珈琲。
店内で焙煎しているという、美味しいコーヒーをいただいてから、いよいよ菜の花畑です。
![美麻珈琲のバイクラック](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7940con.jpg)
中山高原で菜の花畑見学
美麻珈琲から数百メートル、ほぼ同じエリアに今回の目的地、中山高原の菜の花畑があります。
車の駐車スペースから奥は砂利道で、見物客も多いので、自転車を押して歩きます。
![「農園カフェ ラビット」のヤギ](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7972con.jpg)
途中「農園カフェ ラビット」のヤギに挨拶しつつ、、、
![菜の花畑と北アルプスに向かって万歳!(中山高原)](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7945con.jpg)
菜の花畑に到着です!
今年(2019年)は開花が遅く、5月下旬頃まで見頃のようです。
例年はちょうどゴールデンウィーク辺りが見頃なのでしょう。
![中山高原の菜の花](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7951con.jpg)
![NHK『おひさま』のロケ地記念碑と3Tバイク](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7964con.jpg)
菜の花畑でしばし過ごした後は、5kmほど長い下り坂で楽ちんです。
![中山高原の後の、長い下り坂](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7982con.jpg)
ゆ~ぷる木崎湖に戻ってゴール&お風呂
麓まで下った後、平坦な道を2㎞ほど行くと、ゴールのゆ~ぷる木崎湖に戻ります。
![松田乳業のコーヒー牛乳(松田コーヒー)](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7986con.jpg)
ゆ~ぷる木崎湖には温泉施設、プール、レストランもあります。
今回は温泉に入って、お風呂上りには妻が「キャワ!」と反応した松田乳業のコーヒー牛乳(松田コーヒー)をグビりと飲んで、今回のサイクリングは終了です。
![シバザクラとツクシ](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A7995con.jpg)
総走行距離は約19㎞。
僕たちは撮影しながらなので、実際にはもう少し距離は短くなりますが、見どころがいくつもあって、信州の良さが凝縮されたようなコースだと思います。
植物散策とか撮影、ランチやカフェしながらだと、半日程度でしょうか。
お気軽・のんびりサイクリングとして、とてもオススメです。
夏だと美麻新行の蕎麦畑の花、居谷里湿原のカキツバタやアヤメも良さそうです。
そしてまた、大町市が紹介している、他のコースもどれも魅力的です。
僕としては黒部ダムへ向かう、ヒルクライムコースにもチャレンジしたいところですが、妻は激しく拒絶。。。
それよりも「黒部ダムカレーを食べたい!」と、サイクリングよりも食べ歩きに興味を示します。。。
何度も来たくなる、大町サイクリング
![帰りの車窓から(FIAT500から見る水田と山並み)](https://sambuca.jp/wp-content/uploads/2019/05/2W7A8017con.jpg)
いずれにせよ、大町サイクリング、第2弾、3弾も企画しようと思います!
●前半は上り基調、後半は下り基調
●居谷里湿原に立ち寄らない場合は総距離約15km
●夏の花の季節も来てみたい
●大町の他のサイクリングコースも良さそう
●次回は黒部ダムカレーにもチャレンジ
●5月上旬~下旬の大町
●距離は約15~20km(初心者でも問題なし)
●居谷里湿原はリュウキンカが見頃
●今年(2019年)の菜の花は5月中旬~下旬が見頃