今回紹介するのは“黒い”ブラック・サンブーカ。
サンブーカというイタリアのお酒について時々、記事にしていますが、回を重ねるごとにマニアックになってきています(笑)。
ちょっと珍しい、黒いサンブーカ「ブラック・サンブーカ」をレビュー
普通、サンブーカと言えば無色透明のものを指しますが、黒い色のサンブーカもあるのです。
購入して、飲んでみたので今回はそのレビューをしてみたいと思います。
白い(透明な)サンブーカと同様、黒いサンブーカ(ブラック・サンブーカ)も、いくつかのメーカーから発売されていますが、日本国内では「Opal Nera Black Sambuca(オパール ネラ ブラック サンブーカ)」という銘柄が手に入りやすいと思います。
Opal Nera Black Sambuca(オパール・ネラ・ブラック・サンブーカ)
飲んでみると、アニス系のリキュールという意味では、白いサンブーカと同じ味ですね。
白いサンブーカも、銘柄によって味が微妙に違うので一概には言えないですが、モリナリ社のサンブーカ(最も一般的なサンブーカ)と比較すると、ブラック・サンブーカの方が柑橘系の風味が強いように感じます。
特徴的なのは味よりも色
このリキュールの最大の特徴としては、やはり味よりも色でしょうね。
エルダーベリーの実などで色付けされているそうですが、黒い色のリキュールというのは珍しいようです。
ブラック・レインというカクテルも
カクテルの世界では重宝されているみたいで、このブラック・サンブーカをベースにした「ブラック・レイン」というカクテルがあります(映画から名付けられているようです)。
作り方はシンプルです。
ブラック・サンブーカをスパークリングワインで割る、というもの。
白いサンブーカでも、ほぼ同じ味になると思いますが、ブラックだからこそのカクテルなんですね。
今回は炭酸割りで
今回、この記事を作るにあたり、ブラック・レインを作ってみるか、とも思ったのですが、スパークリングワインが手元にない事もあり、炭酸水で割ってみました。
見た目はコカ・コーラみたいな感じでしょうか。
飲んでみると、コーラにいろんなハーブを入れたような?
そんな感じです。
レモンを少し入れても美味しいです。
普通のサンブーカだけでは飽き足りず、という人には(そんな人、あまりいないと思いますが。。。)、話しのネタとして面白いかもです。
山暮らしのサンブーカ
このブログの名前をサンブーカと名づけていなかったら、こんなにいろんなサンブーカを試していなかったかも知れません。
結果的には、信州の山奥の生活にイタリア的な楽しみをもらっていて、それと言うのは、day and night、昼も夜も、ずっとこのブログの事を考えてきて、そんな僕に「もっと楽しもうよ!」と言ってくれているような、そんな気もします。
カラマツ林に囲まれたテラスに並ぶ、黒と白のサンブーカのボトル。
day and nightの間、夕暮れ時の食前酒(アペリティーヴォ)というのは、なかなか良いものです。
※サンブーカの他の飲み方や種類(銘柄)、サンブーカを使ったお菓子など、サンブーカのより詳しい情報については『サンブーカ(イタリアのリキュール)まとめ』をご覧ください。
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