サツマイモのジェラート【薪ストーブ料理】

薪ストーブで暖まりながら食べる、冷たいサツマイモのジェラート
薪ストーブで暖まりながら食べる、サツマイモのジェラート。

中央アメリカ原産の植物、サツマイモ。日本には江戸時代に沖縄に入ってきたようです。各地方の呼び名にはそれぞれの経路の名残があるとされ、沖縄ではカライモ(唐芋)と呼ばれ、鹿児島では琉球芋、そして薩摩芋。それぞれ、伝来元の地名が付けられているのですね。

薪ストーブで作る、サツマイモのジェラート

サツマイモ
サツマイモはヒルガオ科サツマイモ属の多年草。食用にするのは塊根(かいこん)、養分を蓄えた根の部分です。

今回はそんなサツマイモを使ってジェラートを作ります。

材料(2~3人分)
●サツマイモ 1本
●牛乳 200ml
●はちみつ 40cc
●バニラエッセンス 小さじ1

作り方

薪ストーブで焼き芋を作ります

まず、焼き芋を作ります。山暮らしの我が家の場合は薪ストーブを使います。我が家の定番の作り方は、濡らしたキッチンペーパーと新聞紙、アルミホイルで包む方法です。

キッチンペーパーでサツマイモを包んで濡らします
キッチンペーパーでサツマイモを包んで濡らします。
新聞紙でサツマイモを包みます
さらに新聞紙で包みます。
アルミホイルで包んで薪ストーブに入れます
アルミホイルで包んで薪ストーブに入れます。

焼き芋というよりは、実際には「蒸し芋」のような感じで、熱を加えながらサツマイモのデンプン質を糖化させます。

2~3時間、薪ストーブに入れて放置します。その間、少し「唐芋」の話しを。子どもの頃に観た『まんが日本昔ばなし』の「からいもと盗人」という話しが印象に残っています。

あらすじはこんな感じです。

天草に船乗りがいました。その船乗りが薩摩を訪れた際、カライモ(サツマイモ)の料理を初めて食べて、とても気に入ったので天草に持ち帰ろうとします。しかし、当時のカライモは御禁制品で、薩摩から他国への持ち出しが禁止されていました。翌日、船乗りが船を出す時でした。カライモの料理を食べさせてくれた主人が港にやってきて「忘れものだよ!」と甲板に手毬を投げ込むのです。船乗りが手にした手毬には、小さなカライモの苗が覗いていました。
『まんが日本昔ばなし』「からいもと盗人」※あらすじです。

厳しい荷物検査をくぐり抜けて薩摩から出たサツマイモはその後、全国に伝わっていったようですが、そこに一つひとつヒトの手が介しているんですよね。

焼き芋の出来上がり
焼き芋の出来上がりです。

全ての材料をブレンダーにかけます

レシピに戻ります(笑)。

焼き芋と他の材料も合わせてミキサーに
他の材料と合わせてブレンダーにかけます。

焼き芋をほぐしてブレンダーに入れ、他の材料(牛乳、ハチミツ、バニラエッセンス)を加えて混ぜます。

ブレンダーで混ぜ終わりました
混ぜ終わりました。

冷凍庫で冷やす&練る

混ぜ終わったら冷凍庫で冷やして固めます。

ジプロックなどの袋に入れます(こちらはIKEAのフリーザーバッグ)
ジプロックなどの袋に入れます(こちらはIKEAのフリーザーバッグ)。
冷凍庫に入れて冷やします(固めます)
冷凍庫に入れて冷やします(固めます)。

時々冷凍庫から出して固さを確認しつつ、好みの固さにします。

完成!

完成したサツマイモのジェラート(3Tのコーヒーカップに盛り付け)
完成したジェラートを3Tのカップに盛り付けました。

薪ストーブで暖まりながら冷たいジェラートを食べるのはなかなか贅沢な時間です。

薪ストーブの奥には3Tのロードバイク(ストラーダ)
薪ストーブの奥には3Tのロードバイク(ストラーダ)。

そうそう、「からいもと盗人」には続きがあります。

天草に持ち帰られたカライモは、元気に蔓を伸ばして花も咲いたにも関わらず、実がならなかったので、船乗りはカライモの存在を忘れていました。そんな時、畑を荒らす盗人が現れます。船乗りが盗人を追いかけたら、盗人は蔓に引っかかって転びました。その蔓の先には大量のカライモが! その時初めて、船乗りはカライモが土の中にできる事を知りました。

サツマイモは熱帯性の植物なので、信州の寒冷地のような場所は好みません。我が家で育てる事はなさそうですが、寒い中の“ホクホク”に感謝しながら、ヒトとサツマイモの長い旅に思いをはせる、山暮らしの冬です。

雪を被った鳥の巣箱
もうしばらく、雪に閉ざされた季節が続きます。
植物名 サツマイモ
漢字名 薩摩芋
別名 甘藷(かんしょ)
学名 Ipomoea batatas
英名 Sweet potato
科名・属名 ヒルガオ科サツマイモ属
原産地 中央アメリカ
花期 8~9月
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ABOUT US

神戸出身、2016年から信州在住。植物のある生活、自然の中での生活について、このブログ(サンブーカ)で記事を作っています。食や自転車、インテリアなど“イタリア的な山暮らし”の楽しさもテーマにしています。2019年~イタリア・トリノの自転車ブランド・3Tアンバサダー。