ナポリに旅行に行ったのは20年以上前です。
当時の僕は、本場のエスプレッソを「苦っ」と敬遠していました。
今では毎日のようにエスプレッソを飲んでいるのだから、ヒトの嗜好というのはわからないものです。
今回は、そんなナポリのコーヒーブランド、KIMBO(キンボ)のネスプレッソ・カプセルと夏のコーヒーについて。
この夏のお気に入りはKIMBO(キンボ)のネスプレッソ・カプセル
以前の記事で、ネスプレッソマシンを購入した事を書きました。
これまで、いろんなカプセルを試してきましたが、この夏はKIMBOのカプセルを気に入って飲んでいます。
ナポリらしい(?)「インテンソ」を様々な飲み方で
KIMBOのカプセルの中でも「インテンソ」という商品が特にお気に入りです。
深煎りで苦味が強くて、“ナポリらしい”と感じられるからです。
この、深煎りで苦味が強い(ナポリらしい)という特徴は、エスプレッソはもちろん、アイスコーヒーやアイスカフェラテなどのアレンジコーヒーにも活きます。
アイスコーヒー
アイスコーヒーというのは、氷で味が薄まらないよう、濃い目のコーヒーを淹れるのがポイントなので、エスプレッソはちょうど良く、KIMBOの「インテンソ」は特に苦味が強いのが良いです。
アイスカフェラテ
アイスカフェラテも同様に、エスプレッソの味が濃い方がミルクと合わせた時に苦味がしっかり感じられて、少しずつミルクと混じり合っていく感じが楽しいです。
エスプレッソトニック
トニックにエスプレッソを注ぐだけ、と簡単に作れる上にとても爽やかに飲めるドリンク、エスプレッソトニック。
味も見た目も涼しく、夏に超オススメのメニューです。
KIMBOのネスプレッソ・カプセルの価格は正規品の半額近く
ちなみに、KIMBOのカプセルは価格がネスプレッソ正規品の4割~半額くらい、というのもポイントです。
期間限定で安くなっていたりするので、我が家はちょくちょくKIMBOのサイトを覗いています。
(カプセルではない)コーヒー粉もやはりナポリ味
我が家はハイキングやサイクリングでコーヒーを淹れるも好きなのですが、そんな時に活躍するのはマキネッタ&イタリアのコーヒー粉です。
マキネッタで淹れるエスプレッソ(正確にはモカと言い、イタリアでは区別されます)には、深煎り・極細挽きのコーヒー粉を使います。
アウトドアでエスプレッソ
KIMBOはFIAT500(チンクエチェント)デザインの砂糖を出していたり、イタリアぽい雰囲気がハイキング&サイクリングを盛り上げてくれます。
しっかりした苦味と、たっぷりの砂糖がアウトドアではより美味しく感じられるんですよね。
コーヒーの流行、ナポリの味
ナポリを旅してから20数年。
様々なコーヒー体験を重ねてきて、世間のコーヒーの流行も移り変わってきました。
我が家も、ドリップコーヒーやフレンチプレス、 マキネッタ、カプセルコーヒー、といくつも器具を使い分けながら、自分の好みを探っています。
そんな中、旅先でのコーヒーや、人との繋がりで味わったコーヒーというのも、小さくない要素として、好みや評価に影響するんだなぁ、と思います。
夏の終わりの花、イタリアの花
今、我が家に飾っている花はセロシア(ノゲイトウ)の花です。
イタリアではチェロシーア(Celosia)と呼ばれ、夏の終わりから秋にかけて、植栽によく見られる花なんですよね。
またいつか、ナポリを旅する事があったら、その時はコーヒーの味を懐かしいと感じるのか、思ったよりも苦くない、なんて感じるかもしれない、などと想像しながらアイスコーヒーをすする、夏の終わりです。
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