毎年3月8日は「国際女性デー」、イタリアでは「ミモザの日」とも呼ばれています。
女性に感謝の気持ちを込めてミモザの花を送る他、トルタ・ミモザ(Torta mimosa)=ミモザのケーキも定番のようです。
そんな訳で、今回はトルタ・ミモザ作りに挑戦です。
ミモザの日のケーキ「トルタ・ミモザ」をカステラを使って簡単に
「トルタ・ミモザ」の「トルタ」はイタリア語で「ケーキ」、「タルト」ではありません。
トルタ・ミモザの明確な定義はないですが、重要なのは「ミモザの花のように見えるかどうか」だと思います。
ミモザの花ぽくて、簡単なレシピはないものか?
とネットで探して、見つけたレシピがこちら、DELISH KITCHEN「マグカップでできる!いちごのミモザケーキ」。
市販のカステラを使って簡単に作れて、ミモザ感もある、という事で今回は上記レシピを元に、トルタ・ミモザを作っていきます。
材料(2人分)
材料は、どこでも手に入るものばかりです。
我が家のこだわりとしては(信州人です)、ツルヤのカステラを使用します(笑)。
「トルタ・ミモザ」作り方
カステラを切る
カステラをカットし、5枚のうち4枚は5㎜くらいの薄切りにします。
薄切りの後、さらに半分に切って三角形にします。
カステラを削る
カステラの残りの1枚は、茶色い部分を切って、黄色い生地はザルでこします。
ツルヤのカステラはしっとりしているからか、「こす」というよりは「削る」ような感じで作業しました。
生クリームを泡立てる
生クリームにグラニュー糖を加え、泡立てます(ツノが立つくらい)。
マグカップもしくはお茶椀にカステラを並べる
元々のレシピではマグカップを使っているのですが、我が家には適当な形のマグカップがなく、お茶椀で代用しました。
お茶椀にサランラップをしいて、三角形に切ったカステラを並べます。
生クリームとイチゴを入れて冷蔵庫に
生クリームと、食べやすい大きさにカットしたイチゴを交互に重ねて、最後はカステラで蓋をします。
その後、冷蔵庫で30分冷やします。
外側に生クリームを塗る
冷蔵庫から取り出したらお茶椀(マグカップ)から外して、外側に生クリームを塗ります。
削ったカステラをまぶして、飾りつけ
生クリームの上から削ったカステラをまぶして、くっつけながらキレイに整えます。
粉砂糖をふるって、最後にイチゴとミントを飾りつけたら完成です!
完成!(味は?)
食べてみると、中身が思ったよりもしっかり固まっていて、美味しいです!
カステラの甘さも、生クリームに入れる砂糖(グラニュー糖)を少なめにしているので、バランスが良いです。
こうしたレシピを考えられる人ってスゴイですね(今回はDELISH KITCHENのレシピから)。
ミモザの花とケーキで過ごす午後
この日は花屋さんでミモザの花を買ってきたのですが、ほんのり香るミモザの花を愛でながらのティータイム、良い時間です。
3月8日は「国際女性デー」。
ちょうどこの時季、イタリアで満開になるミモザの花が象徴として選ばれたのが始まりで、今では政治的な意味合いは薄れているようです。
女性に感謝する、楽しいイベントのようになっているという「Festa della Donna(フェスタ・デッラ・ドンナ)」=女性の日、そしてミモザの日。
その鮮やかな黄色と、ポンポンのような愛らしい形の花が果たしてきたであろう、ミモザという植物の役割についても想像を膨らませる、3月8日でもあります。
植物名 | ギンヨウアカシア |
漢字名 | 銀葉アカシア |
別名 | ※ミモザはギンヨウアカシア、フサアカシアなどのマメ科アカシア属の植物の俗称 |
学名 | Acacia baileyana |
英名 | Mimosa |
科名・属名 | マメ科アカシア属 |
原産地 | オーストラリア |
花期 | 2~3月 |
・カステラ 5切れ
・イチゴ 3~5個
・生クリーム 200cc
・グラニュー糖 大さじ1/2
・粉砂糖 適量
・ミント 適量