山菜の季節。フキノトウに始まり、ウコギ科へ

収穫したコシアブラ
家の近くで収穫したコシアブラ。

山菜の季節は、フキノトウから始まります。

雪解けして、真っ先に見つけられる山菜が、フキノトウ。

フキノトウから始まる、山菜の季節

フキノトウ
山暮らしの春の最初の楽しみはこちら、フキノトウ。

フキノトウは天ぷらはもちろん、パスタにも合うし、フキ味噌にするのも良いですね。

ピザにフキ味噌を載せて
ピザにフキ味噌を載せて。

ピザやパスタ、イタリア料理にも山菜は合います。

赤い花のフキ
赤花のフキノトウ。

今シーズンは、移住してから初めて赤い花のフキノトウを撮影できました。

フキノトウの次はコシアブラやハリギリなどのウコギ科へ

タラの芽(タラノキ)

タラノキの新芽、タラの芽
タラの芽はタラノキの新芽。

フキの背が高くなってくると、タラの芽やコシアブラ、ハリギリといった、ウコギ科の山菜の季節です。

ウコギ科の山菜に共通するのは、特有の苦味と香りでしょう。

「タラの芽」はスーパーマーケットにも並びますが、コシアブラやハリギリはあまり見かけません。

タラノキは信州では栽培している家も多いですが、コシアブラやハリギリは、栽培しているという話しはあまり聞きません(我が家の周りでは基本、自生のものを収穫します)。

ハリギリ

ハリギリの新緑
大きなトゲが特徴のハリギリ。

山菜としての時期は、この写真よりもうちょっと早めが良いですね。

コシアブラ

コシアブラの新緑
我が家のお気に入りはこちら、コシアブラ。

信州では、山菜採りの人をよく見かけますが、目当てはコシアブラの事が多く、タラの芽やハリギリは大抵、そのまま残っていますね。

コシアブラの若芽

天ぷらにして味わう、香りや苦味

山菜の天ぷら
山菜の天ぷら。やはり天ぷらは香りや苦味を味わいやすいですね。

どれも美味しいのですが、我が家のお気に入りはコシアブラ。

ウコギ科らしい香りや苦味が最も強いのがコシアブラだと感じます。

天ぷらはもちろん、白ご飯に混ぜたり、パスタにしたり、いろんな食べ方で楽しめます。

山菜採りで要注意なのはヤマウルシ

ヤマウルシ
こちらはヤマウルシ。

コシアブラを採る時に、似ていて注意するとすればヤマウルシでしょう。

ちなみに、山歩きの時も、カブレに注意しないといけないヤマウルシですが、秋の紅葉は美しいです。

コシアブラからウドへ、進む春

ウド
ウド。こちらもウコギ科の山菜です。背景に、キジムシロやタンポポなど、花が目立ち始めました。

今シーズンも、短いコシアブラの季節がそろそろ終盤。

これからはウドとか、ワラビです。

ウドも同じくウコギ科で、香りと苦味が楽しみです。

ヤマブキなど、花の季節へ

ヤマブキ
コシアブラの終盤、ヤマブキが満開です。

そして、これからどんどん花が咲いていきます。

コシアブラの季節の終盤は、我が家の横では、ヤマブキが満開です。

ヤマブキもエディブルフラワーだと、今春初めて知りました。

ヤマブキ

山暮らし初心者に優しい、山菜の春

窓から見える新緑
春の光が新緑を透過して、やわらかくもあり、キラキラでもある、この季節ならではの風景です。

春の山菜は、キノコに比べて見分けが付けやすくて、間違えた場合のリスクも(キノコに比べると)安心です。

山暮らし初心者の我々夫婦も、山菜はけっこう活用できるようになってきました。

次の秋はキノコも勉強するか~、とも思うのですが、ひとまず長い冬を終えて、次の短い夏までの春。

もうしばらく、山菜と花の季節を楽しもうと思います。

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2件のコメント

コシアブラ、お初です。みずみずしくて美味しそう。どこかで見つけることが出来たら、天ぷらにしていただきたいです。

>青山様
コメントありがとうございます!
コシアブラは足がはやいので、スーパーマーケットとかではなかなか出会えないですね(^。^)
ぜひぜひ手に入れられて、食べてみてください!僕が一番好きな山菜です(o^^o)♪

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ABOUT US
しょうじ(Shoji)
神戸出身、2016年に信州の山奥に移住。植物のある生活、自然の中での生活について、このブログ(サンブーカ)で記事を作っています。食や自転車、インテリアなど“イタリア的な山暮らし”の楽しさもテーマにしています。