4月下旬にサイクリングした、安曇野のコースを再び走ってきました。
同じルートでも、春と秋では目に付く植物も違っていて新たな発見があります。
秋の安曇野を自転車で散策(約35kmのコース)
道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」を出発
前回と同様、起点となるのは道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」。
ここに車を駐車して、サイクリング後にまた戻ってきます。
ほりがねの里をスタートして北上し、下堀西交差点を左折すると豊科大天井岳線(県道495号)の緩やかな上り坂です。
この日の常念岳はまだ冠雪も少ないです。
途中、桜並木と交差します。
常念道祖神
このコースの一つ目の目的地、常念道祖神に到着です。
桜の花の時期は大人気撮影スポットですが、今はひっそり。
しかし稲刈り後の風景もなかなか良いものです。
至る所で柿が実っています。
カキノキはたくさん品種がありますが、渋柿と甘柿に大別され、渋柿の方が耐寒性が強いとされます。
穂高有明エリア
常念道祖神から、緩やかな上り基調の山麓線(県道25号線)を経て、約9kmでカフェ充実エリア、穂高有明です。
カフェ・ランチ休憩しつつ、植物散策しながら大糸線方面へと進みます。
クヌギは枝に葉が残っている事が多くて、黄葉が目立つ樹種です。
クヌギとクリの葉はよく似ていますが、堅果があるとすぐに見分けがつきます。
穂高川付近からは、鹿島槍ヶ岳、白馬三山方面がよく見えています。
あづみ野やまびこ自転車道(拾ケ堰沿いの自転車専用道路)
大糸線の踏切を渡って国道147号線を3km弱、南下すると「あづみ野やまびこ自転車道」の起点に到着します。
農業用水路の拾ケ堰(じっかせぎ)沿いを走る、自転車専用道路です。
安曇野の区間は約15km。
アップダウンも少なく、ゆっくりのんびりサイクリングできます。
あづみ野やまびこ自転車道で見かけた植物の写真をいくつか。
日吉神社(あづみ野やまびこ自転車道沿いにある神社です)では、エノキの落ち葉の下にヒノキの落ち葉と実が。
「じてんしゃひろば」(あづみ野やまびこ自転車道)
ほりがねの里を通り過ぎて、向かったのは「じてんしゃひろば」。
シダレヤナギはまだ葉を残しています。
大銀杏&カッフェ・タイム
「じてんしゃひろば」から2km弱、少し足を延ばして「吉野荒井堂の大銀杏」を見学に。
イチョウは安曇野でも時々見かけますが、このイチョウは特に大きいです。
11月下旬のこの日はかなり落葉していましたが、枝先に残った黄葉と、地面に渦高く積まれた落ち葉を見て秋を堪能です。
BELL WOOD COFFEE LAB(ベルウッドコーヒーラボ)
最後に、大銀杏からすぐ近くのBELL WOOD COFFEE LABでカッフェ(エスプレッソ)を。
エスプレッソの他にも、マロッキーノやエスプレッソトニックなど、本場イタリアンバールのようなこだわりメニューです。
エスプレッソマシンも美しいので、カウンター席に座ってお話しを聞きながらのカッフェ・タイムをオススメします。
BELL WOOD COFFEE LABから、アルプス安曇野ほりがねの里まで戻ったら本日のサイクリングは終了です。
まとめ(何度も走りたくなる安曇野サイクリングコース)
サクラのように春も秋も目に付く植物もあれば、クヌギの黄葉のように秋だからこその植物もあります。
イチョウのような、里ならではの樹木もあります。
ネムノキの花が咲く、夏も良いでしょうね。
同じコースを何度でも走りたくなる、安曇野の植物サイクリングです。
●コース沿いに多いサクラ、秋は桜紅葉
●カキやリンゴ、果樹が豊富な安曇野の秋
●安曇野らしい屋敷林の風景
●季節毎に楽しみがある植物サイクリング
レンタサイクル(シェアサイクル)もあり
自転車を持っていなくても、レンタルする事もできます。
「安曇野シェアサイクル」を利用すると15分あたり100円(1日最大3000円)で利用できます。
「ほりがねの里」の他、いくつか貸出場所があります。詳しくは安曇野観光協会公式サイト等でご確認ください。
●11月下旬の安曇野
●走行距離は約35km、獲得標高約330m
●初心者でも大丈夫
●所要時間は5~6時間(休憩時間含む)