池田町の「いけだまちひろつカミツレ花まつり」に行ってきました。
「カミツレの里」で開催されるイベントで、5月下旬から6月上旬に見頃を迎えるカミツレ=カモミールの花を「花まつり」開催日は刈り取り体験もできるのです(しかも無料)。
カミツレの里へは、車で安曇野ICから約30分
「カミツレの里」へは初訪問です。
麓からはけっこうな上り坂で、思ったよりも山奥という印象です。
車で行きましたが、もし自転車で来たらヒルクライムのトレーニングになるなぁ、などと思いながら到着。
カミツレ花まつり会場へ到着
花まつり会場へ着くと、まずは受付です。
名前と連絡先などを記入して、説明を受けたらハサミを借りて、カモミールの刈り取りへGO!
カモミールの刈り取り!
お花畑の中に入ると、甘い香りがフンワリと漂います。
この日は青空が広がり、真っ白なカモミールの畑はホントに爽やかです。
他の参加者の人たちも「良い香りだぁ」と呟きながら刈り取りをしています。
カモミール(カミツレ)という植物
ここで少し、カモミールという植物について。
カモミールは和名はカミツレ、具体的にはジャーマンカモミールの事を指します。
葉は鹿のツノのよう?(キク科シカギク属)
カモミールの花はキク科らしい形をしてますが(小花が集まって一輪の花を作る、頭状花)、特徴的なのは、その葉だと感じます。
キク科シカギク属に分類され、シカギク(鹿菊)という名前は鹿のツノから来ているようです。
なるほど、鹿のツノのようにも見えますね。
華蜜恋の販売コーナーなどを物色
カモミールの刈り取り体験の後、販売コーナーを物色。
入浴剤やシャンプー、ハンドクリームなど、華蜜恋(かみつれん)というブランド名でいろんなカモミールの関連商品が並んでいます。
花まつりの日は特別価格で販売されていて、お得に買えます。
お弁当の販売も
タケノコごはん(お弁当)の販売もありました。
我々はアンケートに答えて、無料で野菜のスープをいただきました。
八寿恵荘・カミツレ研究所の駐車場へ移動
花まつりを満喫した後、車で来た道を戻って、八寿恵荘(やすえそう)やカミツレ研究所の駐車場へ。
ここの敷地内にはツリーハウスがあるのです。
オニグルミの木のツリーハウス
遠目にもその大きさがわかる、立派なツリーハウスです。
オニグルミの木に設置されたツリーハウスで、中に入る事もできます。
以降、写真でそんな様子を。
けっこう複雑な構造に見えます。
登ってみます。
いよいよツリーハウスの中へ入ります。
室内をオニグルミの幹が通っています。
ドアがあって、開けると、、、
カモミール畑を見渡せます。
こんな写真映えするツリーハウスがあるとは、カミツレの里、良いですね。
ちなみに、ツリーハウスというと、以前に東京・広尾のタブノキのツリーハウスや、茅野の藤森照信さんの建築の見学会の記事を作っています。
まとめ(カモミールの名所としてオススメ)
今回、我々は「花まつり」に合わせて行きましたが、カモミール(カミツレ)の花期は例年、5月下旬から6月上旬頃、との事。
また、秋には苗を畑に植え替える体験なんかもあるようなので、花まつり以外の季節も楽しめそうで、信州の花名所としてオススメです。
我々も、信州にはまだまだ行った事がない名所があるなぁ、と話しながら帰路についたのでした。
自宅に持ち帰った花をカモミールティーに
ちなみに、いただいたお花達はカモミールティーにするべく、現在乾燥させています。
もうしばらく、カモミールのリンゴのような香りを楽しめそうです。
以上、カミツレ花まつりの体験記でした!
カミツレの里(カミツレ研究所)
長野県北安曇郡池田町広津4098
https://www.kamitsure.co.jp
植物名 | ジャーマンカモミール |
漢字名 | 加密列(カミツレ) |
別名 | カモミール、カミツレ、ドイツカミツレ |
学名 | Matricaria chamomilla |
英名 | German chamomile、Chamomile |
科名・属名 | キク科シカギク属 |
原産地 | ヨーロッパ |
花期 | 5~6月 |
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