初夏のアルプスあづみの公園(信州花フェスタ2019)

「段々原っぱ」から常念岳を望む

信州花フェスタ2019について、既に2つ記事を作っています(下記)。

信州花フェスタ2019「そら植物園・西畠清順による信州産サボテンのインスタレーション」

信州花フェスタ2019(そら植物園・ボランティア体験)

2019年4月26日
「北アルプスと花の丘」から北アルプス方面を望む

信州花フェスタ2019開催中

2019年5月8日
今回は、サブ会場の一つ、国営アルプスあづみの公園を紹介します。信州花フェスタ2019は6/16(日)まで開催しているし、あづみの公園は年中訪問できる公園です。

今回は「堀金・穂高地区」

まず、国営アルプスあづみの公園は、2つの地区があります。「堀金・穂高地区」と「大町・松川地区」。今回訪問したのは、「堀金・穂高地区」。常念岳を見上げるような立地で、広大な敷地です。

4月だと、38万本のチューリップ、5月は500万本の菜の花が見どころなのですが、5月末のこの日は花期が終わり、6月のユリの花期との境目のようです。
見頃の花は、アヤメ、ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)でした。

鯉のぼりとアヤメ、手前にニッコウキスゲ

鯉のぼりとアヤメ、手前にニッコウキスゲが少し。

木の花も、いくつか写真を載せておきます。

カンボクの花

カンボクの花。白い装飾花はオオカメノキやヤブデマリに似ています。

タニウツギ

タニウツギ。谷間に生えている事が多い事から「谷空木」。田植えの時期に花を咲かせるので「田植え花」という呼び名もあります。

カエデの翼果

こちらは花期が終わって、実になっていますね。カエデの翼果です。

以前に『イロハモミジのプロペラ』という記事を作っています。

イロハモミジのプロペラ

イロハモミジのプロペラ

2018年1月19日
トチノキの花

トチノキの花は、もう終盤です。

野口健さんのイベントに参加

信州花フェスタ開催中は、様々なイベントが開催されていて、この日にアルプスあづみの公園に来た一番の目的は「野口健さんとトーク&ウォーキング」。

野口健さんにサインをいただきました

アルピニストとしてはもちろん、様々な社会的な活動でも知られる野口健さん。

アルピニストとして、そして清掃登山や被災地のテント村などの社会的な活動で知られる、野口健さんですが、今回のイベントは定員50人という規模で、間近で話しを聞けて良かったです。

印象的な話しとしては、「現代の子供たちは、自然体験が“皆無”の子が多い」という話しでした。
確かに、現代は大人でさえも、自然との距離が離れてしまっている事が多いです。その子供達の自然体験が少ないというのは納得ですね。野口さん自身は、娘さんで実験(?)として、冬山登山に親子で行ったりしているそうです。7歳の娘さん(当時)と真冬の八ヶ岳に行ったりとか(マイナス17℃だったそうです!)、やはりスケールが大きいですね。

「野口健さんとトーク&ウォーキング」参加証

今回のイベントは定員50人だったので、間近でお話しを聞けて良かったです。

様々な課題に対して、実際に行動しておられる事、ユーモアを交えての話しを聞いていると更に説得力が増す、と言うのか、本だけでは知り得ない、人としてのパワーを感じました。

烏川渓谷緑地を散策

烏川渓谷緑地の散策

講演会の後は、烏川渓谷緑地の散策です。

古民家風の建物で野口さんの講演会を聞いた後は、烏川渓谷緑地を散策です。あづみの公園は、烏川(からすがわ)という川の周辺に広がる公園ですが、その烏川に沿って歩きます。

烏川沿いを上流に向かって歩きます

烏川沿いを上流に向かって歩きます。

烏川の水は、昔から安曇野地域の作物栽培や生活に利用されてきました。その取水口等の施設や名残を見学したりしつつ、自生の植物も散策。

烏川の上流にある取水口

烏川の上流にある取水口。

マムシグサ

マムシグサ。茎の部分の、まだら模様がマムシに似ているから付いた名前です。

あづみの公園内の他の施設も見学

烏川渓谷緑地の散策終了後、記念撮影して(野口さんにサインをもらったり)、イベントは終了。
その後、園内の他の施設も見学しました。

ニジマスや信州サーモン等の水槽展示

ニジマスや信州サーモン等の水槽展示。地上部にはワサビ畑が再現されています。

コマクサ1000株を生けたインスタレーション

現代美術家・フラワーアーティストの柿崎順一さんの作品です。写真ではなかなか伝わりにくいのですが、直径8mという巨大なインスタレーションです。中央部には、コマクサ1000株が生けられています。

コマクサ

上記インスタレーションのコマクサ。「高山植物の女王」とも呼ばれ、高山のガレ場のような場所にしか生育しない植物です。

オオルリシジミとアザミの花

絶滅危惧種、オオルリシジミ(とアザミの花)。毎年5月中旬頃から6月上旬頃、この辺りで見る事ができるそうです。撮影できて良かった!

広大な公園で、今回だけでは隅々まで見学する時間がなかったのですが、また別の季節にも来てみたいですね。そして、あづみの公園のもう一つのエリア「大町・松川地区」にも行かねばなりません。そちらもまたいつか、記事にしたいと思います。

持参した本に、野口健さんにサインをいただきました

持参した本『ヒマラヤに捧ぐ』にサインをいただきました。「一歩一歩」、良いですね!

ヒマラヤに捧ぐ [ 野口健 ]
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ABOUTこの記事をかいた人

神戸出身、2016年から信州在住。植物のある生活、自然の中での生活について、このサイト(サンブーカ)で記事を作っています。食や自転車、インテリアなど“イタリア的な山暮らし”の楽しさもテーマにしています。2019年~イタリア・トリノの自転車ブランド・3Tアンバサダー。