以前、乗鞍高原の水芭蕉(ミズバショウ)を散策するハイキング記事を作りました。
今回はサイクリングです。
一の瀬園地をはじめ、乗鞍高原を自転車で周遊してみたので、そのポイントとまとめる、という記事にしようと思います。
“ヒルクライム”ではない、乗鞍高原でのサイクリング
乗鞍と言えば、ロードバイクに乗る人にとっては、ヒルクライム(標高2720mまで上る、過酷なチャレンジ)が有名ですが、今回紹介するのはそうではなく、乗鞍岳の麓、乗鞍高原の中の自転車道「サイクリングロード」を中心にしたコースです。
乗鞍観光センターにて「乗鞍高原サイクリングマップ」を配布中
乗鞍観光センターの1階で、「乗鞍高原サイクリングマップ」やパンフレット(下記写真)を配布しています。
今回はこのマップやパンフレットを参考に、乗鞍高原内をサイクリングです。
オススメのコースは、サイクリングロード+一の瀬園地
サイクリングロードは、乗鞍観光センターから道路を渡った向かいからスタートすると、ネイチャープラザ一の瀬を少し過ぎた辺りで左折します。
その先は「いがやレクリエーションランド」に向かう、長い下り坂になります。
しかし、オススメは、ネイチャープラザ一の瀬の横を通過し、一の瀬園地「どじょう池」まで行って折り返すコースです。
ミズバショウの後はミツガシワ
先月の記事でミズバショウを紹介しましたが、ミズバショウの後はミツガシワ。
群生していて、見ごたえがあります。
花期が終わったミズバショウの巨大さも、迫力があります。
※ミズバショウが咲いている時季については以前の記事(『乗鞍高原のミズバショウ【春の「一の瀬園地」散策】』)をご覧ください。
一の瀬園地内は走行できません
どじょう池など、一の瀬園地内は自転車は走行できません。車道だけを走行し、どじょう池への見学は自転車を停めて、徒歩で行きましょう。
また、どじょう池の向かいには、レンゲツツジの「つつじ園」があります。
レンゲツツジも見どころ
レンゲツツジは、つつじ園の他にも、乗鞍高原の道路脇にはたくさん見られます。
花の道をサイクリングです。
ミズナラの森を抜けるサイクリングロード
乗鞍高原のこの辺り(標高1300~1400mくらい)は、ミズナラがたくさん生育しています。
この時期、ミズナラの新緑の中を自転車で抜けるのは気持ち良いです。
見上げると、陽の光がミズナラの葉を透過して、柔らかいです。
「階段」には注意
サイクリングロードの中には3ケ所、「自転車から降りてください」と表示してある階段があります(段の角度はゆるやかですが)。
階段、と言うよりは起伏の激しいデコボコの道、の方が近い箇所もありますが、いずれにしてもロードバイクでビンディングシューズを履いている場合、ちょっと残念ではあります。
いろいろ組み合わせが可能な乗鞍高原のサイクリング
サイクリングロードだけを走る、というのも良いですが、自動車道もそれほど交通量は多くないので、いろんな道を組み合わせて周遊できますね。
今回、この記事を作るにあたり、付近をぐるぐると回ってみましたが、通常、サイクリングロードを1周すると、総距離は10kmくらいでしょう。
乗鞍観光センターから一の瀬園地の間はほぼ平坦ですが、それ以外に行こうとすると、下った分、上るというコースになります。
獲得標高は150~200mになると思います。
おまけ:乗鞍岳春山バス
最後に、おまけ情報です。
毎年、ゴールデンウィーク頃から6月末まで「春山バス」という、期間限定のバスが運行しています。
春山バスだと、乗鞍高原から「乗鞍エコーライン」(6月末までは通行止めの道路)の上部まで行く事ができます。
今シーズン、初めて行ってきたので、その写真を載せておきます。
6月いっぱいまで運行しているので、オススメです!
そして7月から、いよいよ乗鞍ヒルクライムのシーズンがスタートするので、またそのレポートもしようと思います。
この夏、乗鞍高原のハイキングとサイクリングを計画しているので、参考になりました。写真も素敵です。ありがとうございました。
あや様
乗鞍高原のハイキングとサイクリング、良いですね!
コメントいただき、ありがとうございました(^。^)