信州に住んでいると、いろんなキノコが売られているのを目にします。
今の時季、松茸(マツタケ)もシーズンですが、今回紹介する香茸(コウタケ)も売られていて、値段はマツタケと同じくらい、という高級キノコです。
今回は、そんなコウタケを買ってきて、パスタを作ってみました。
香茸(コウタケ)とは?
香茸(コウタケ)とは、その名前の通り、香りが特徴的なキノコです。
見た目は、なんだか動物のようでもあり、なるほどシシタケ(鹿茸)とも呼ばれるそうです。
松茸と同様、天然のみで、人工栽培はできないキノコです。
コウタケについては「森林総合研究所」の下記記事が詳しいです。
コウタケはパスタ(イタリア料理)にも合う
我が家は信州に移住してから、初めてコウタケの事を知りました。
よく行くイタリアン・レストラン、木祖村のbase(バーゼ)で「コウタケのパスタ」を出してもらって、その味に感動したのです。
松茸はパスタに合わせる、というイメージはないですよね。
それに対して香茸は、バターで炒める事で、濃厚な香りを楽しめてイタリア料理のような、味がはっきりしたメニューにも合うのです。
コウタケのパスタに挑戦
そんなこんなで、産直市場で買ってきたコウタケの調理に初挑戦です。
ちなみに和食だと、コウタケを乾燥させてから天ぷらや煮物、炊き込みご飯にしたりします。
今回は食感もしっかり残したいという事で、乾燥させずにそのまま使います。
コウタケを手で裂く
コウタケを小さく、手で裂きます。
バターで炒める
フライパンで、バターで水分を飛ばすように、コウタケを炒めます。
タイムやセージと合わせて完成
塩コショウと、タイムやセージなどの香草と合わせて、パスタと絡めたら完成です。
味は?
味は、香りが強く、食感もしっかりしていて、主張が強い感じで、やはりイタリア料理にも合うキノコだなぁ、と。
そう、イタリアのポルチーニの代わりになるような、そんなキノコです。
以前、アミガサタケについての記事でも、少しポルチーニを思い起こす、と書きましたが、それとは比較にならない程、コウタケの香りは強いです。
リゾットにしても、美味しいでしょうね。
貴重なコウタケ、この季節ならではの楽しみです。
夫婦で話しながら、また来年も食べたいね~!と。
キノコの種類が多い、信州
それにしても、信州に移住してから、キノコの種類が多い事には驚きました。
スーパーマーケットのツルヤでも、たくさんキノコが並んでいます。
そして、産直市場に行くと、見たこともないようなキノコを見つけたり、地元の人も皆、詳しいです。
また何か、新たなキノコ体験があったら、記事にしようと思います。
そうそう、カラマツ林で暮らす我が家周辺はそろそろ、ハナイグチ(ジコボウ)の季節です。
植物名 | コウタケ |
漢字名 | 香茸 |
別名 | シシタケ(鹿茸) |
学名 | Sarcodon aspratus |
英名 | ー |
科名・属名 | イボタケ科コウタケ属 |
原産地 | 日本、朝鮮半島、中国 |
花期 | ー |
うちも知人から戴いてパスタを作って食べました。ボルチーニみたいな味でとても美味しかったです。来年も戴けるかなぁと期待しています
古野様
コメントありがとうございます!
コウタケ、美味しいですよね!
我々夫婦は信州に来て初めてコウタケを知りましたが、
今では毎年の秋の楽しみです(^。^)