ヤドリギを見つけに、冬の松本へ出かけよう

松本の街でヤドリギを見られます
松本の街でヤドリギを見られます。

ヤドリギは、木の高いところにある場合が多いです。

なかなか間近で観察する機会はないですよね。

今回、松本のお店(3店舗)で、ヤドリギを間近で見て・触れる機会を作ってみました!

ヤドリギとは?

シラカバに宿ったヤドリギ
シラカバの木に宿ったヤドリギ。

ヤドリギとは、木の上の方にモコモコと、鳥の巣のようにも見える植物です。

冬、樹々が落葉して色が少ない中、ヤドリギは鮮やかな緑色をしていて、目に付きます。

「宿る木」と書く通り「他の樹木に宿る」という不思議な生き方をしている植物です。

ヤドリギはどこで見られる?

そんなヤドリギですが、

「どこで見れますか?」
「売ってください!」

と、メールやメッセージをちょくちょくいただきます。

「ヤドリギ差し上げます」を実施しているからなんですが、数に限りがあります。

親木付きだと輸送方法も難しく、間近で見られるような自生場所をお教えする訳にもいかず。。。

たくさんの人にヤドリギを見てもらえる機会があればなぁ、と思っていました。

松本の街のお店で、ヤドリギを見て・触れられます

そんなこんなで、ヤドリギを間近に見て・触れられるという機会を今回、作ってみました。

我が家のお気に入りの(我々夫婦にとって宿り木的な)お店にヤドリギを飾ってもらって、たくさんの人に見て、触れてもらおう、と。

以下、ヤドリギが飾ってあるお店たちです。

peg×ヤドリギ

pegのヤドリギ
pegのヤドリギ。

peg(ペグ)に飾ってあるヤドリギは、同じ親木(ハンノキ)に2か所、宿っている状態です。

ヤドリギの繁殖は鳥の糞によって種が運ばれる方法が有名ですが、実(種)がすぐ下の枝に落下し、自然に発芽する場合もあるので、案外こうした「たくさんヤドリギが付いた木」というのは多いです。

実付きのヤドリギ
黄色い実が付いています。

ちなみに、pegのヤドリギには実も付いています。

pegに飾ってあるヤドリギ
pegのお店情報

長野県松本市中央3-3-11
Tel. 0263-88-9199
>pegのInstagram

>pegについての以前の記事

monbus×ヤドリギ

monbus(モンバス)のヤドリギ
monbusに飾ってあるヤドリギ。

monbus(モンバス)では、窓の近くでポカポカと暖かい陽射しを受けて、ヤドリギが飾ってあります。

monbus(モンバス)店内
monbusの店内。

イギリスやフランスを感じるようなアンティークなmonbusの雰囲気と、ヤドリギは合いますねぇ。

monbusの世界観は我が家も大好きで、ちょくちょく覗かせてもらうのですが、この日に惹かれたのはミモザなどのドライフラワーや、100年くらい昔の植物標本、でした。

100年くらい昔の植物標本
100年くらい昔の植物標本たち。
monbus(モンバス)
monbusのお店情報

長野県松本市大手2-2-26
Tel. 0263-88-2932
>monbus公式サイト
>monbusのInstagram

>monbusについての以前の記事

ニチカ×ヤドリギ

ニチカのヤドリギ
ニチカのヤドリギ。

ニチカに飾ってあるヤドリギはサイズは小さいのですが、かえってその小ささが可愛い、ある意味希少な姿形をしています。

ニチカのヤドリギ

ちなみに、我々夫婦は毎月、ニチカに散髪に行っています。

ニチカで散髪中

上手い、早い、安い。

ホントおすすめのヘアサロンです。

ニチカ・ランニングステーション
ニチカはランステ機能もあります。

そして、ニチカはランニングステーションの機能もあるので、松本で「ランニングのついでにヤドリギ観察」というコースも可能です。

※松本でのランニング記事も作成予定です。

ニチカ
ニチカのお店情報

長野県松本市大手5-3-5
Tel. 0263-39-4439
>ニチカ公式サイト
>ニチカのInstagram

松本城ではホザキヤドリギも見られます

双眼鏡でヤドリギ観察
松本城でヤドリギ観察。

ちなみに、以前にも書いたのですが、冬の松本城というのはヤドリギ観察にもオススメの観光スポットです。

けっこう近くでヤドリギを見られます。

松本城の天守の左に、ヤドリギが宿った木

ホザキヤドリギという、ヤドリギにしては珍しく、落葉する種類で(一般的なヤドリギは常緑)、東日本で多く見られるタイプです。

「マツモト建築芸術祭」も開催中

ヤドリギとは直接関係ないのですが「マツモト建築芸術祭」というイベントが今月2/26(日)まで、開催中です。

>マツモト建築芸術祭・公式サイト

昨年、我々夫婦はサイクリングで回ったのですが、面白かったです。

詳しくは下記↓

こちらは上土通り付近の「下町会館」。手前の黄色いのぼりは「マツモト建築芸術祭」

ヤドリギに加えて、建築巡りも楽しい、冬の松本です。

今回のヤドリギについて

雪の上のヤドリギ

今回のヤドリギについても書いておきます。

先日(2/10)の大雪で、我が家の周り(松本の郊外・山間部です)では多くの樹々が倒れてしまいました。

その中には、ヤドリギが宿っている木もありました。

林業家の方から、そんなヤドリギ達を分けていただいた、という経緯です。

親木が枯れてしまうと、ヤドリギも生きられません。

そのままひっそりと死んでいくのではなく、こうして旅をしてヒトの注目を集めるのは、ヤドリギにとっても(親木のハンノキも)、良いのではないかと思いました。

ヤドリギの観賞期間は今月(2月)末くらいまで?

モンバスのヤドリギ
こちらはmonbusのヤドリギ。

親木が枯れないうちは、ヤドリギも生きられるので、おそらく2週間か長ければ1か月近く、観賞可能です。

西洋では縁起木でもある、幸運のヤドリギです。

冬は、ヤドリギ観察の季節でもあります。

ヤドリギの花(こちらは雄花)

ぜひ、冬の松本にお出かけください!

「ヤドリギ、欲しい!」というヒトは

最後に、次の「ヤドリギ差し上げます」の告知です。

近日中に「第5回ヤドリギ差し上げます」を実施予定です。

「ヤドリギ、欲しい!」というヒトは、次回の記事もチェックしてください。

タビシロ
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しょうじ(Shoji)
神戸出身、2016年に信州の山奥に移住。植物のある生活、自然の中での生活について、このブログ(サンブーカ)で記事を作っています。食や自転車、インテリアなど“イタリア的な山暮らし”の楽しさもテーマにしています。