白馬岩岳ハイキング【紅葉の「ねずこの森」と絶景テラス】

シティベーカリー(白馬マウンテンハーバー)の向こうに白馬岳
シティベーカリー(白馬マウンテンハーバー)の向こうに白馬岳。

白馬岩岳・ねずこの森とシティベーカリーについては、これまで2回、記事にしています。

冬の雪景色(スノーシュー)と、初夏のグリーンシーズンに加え、秋の紅葉シーズンにも来てみたい、と思っていて訪問してみた、今回はそんな内容となります。

初心者でも大丈夫!白馬岩岳「ねずこの森」ハイキング(紅葉編)

復路のゴンドラリフトからの景色
ゴンドラリフトからの景色。
今回の植物ハイキングのポイント

●季節は11月上旬の白馬岩岳
●グリーンシーズンの最終盤
●ブナやミズナラのフカフカの落ち葉
●歩く距離は約1.2km
●のんびり歩いて1時間半くらい

グリーンシーズンは11月上旬で終了
グリーンシーズンの営業期間は例年4月下旬~11月上旬です。詳細は「白馬岩岳マウンテンリゾート」公式サイトでご確認ください。

白馬岩岳マウンテンリゾート公式サイト

ゴンドラリフト「ノア」で山頂へ

「岩岳ゴンドラリフト ノア」の山麓駅
「岩岳ゴンドラリフト ノア」の山麓駅。1階にはギフトショップがあります。

ねずこの森とシティベーカリーへは、まずは「岩岳ゴンドラリフト ノア」(大人往復1800円)に乗って山頂に上がります。

ゴンドラリフトからの眺め
途中、急勾配を抜けると視界が開けてアルプスの山並みが現れます。

シティベーカリーの絶景テラス(HAKUBA MOUNTAIN HARBOR)で朝ご飯

シティベーカリー(ハクバ マウンテンハーバー)に到着
シティベーカリー(ハクバ マウンテンハーバー)に到着です!

今回は、まずはシティベーカリーで朝ご飯です。

「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(ハクバ マウンテンハーバー)」のテラスで白馬三山を眺めながら、コーヒーとスコーンをいただきます。

シティベーカリーで購入後にテラス席へ
購入したのははカプチーノとコーヒー、スコーン。

ちなみにコーヒーは持参したクリーンカンティーンのタンブラーに入れてもらいました。

クリーンカンティーン(klean kanteen)のボトル
HAKUBA MOUNTAIN HARBOR(ハクバ マウンテンハーバー)からの眺め
この日は天気が良く、白馬三山にも雲がかかっていなくて素晴らしい眺望でした。

ねずこの森ハイキング・スタート

ねずこの森入口
シティベーカリーの後、ねずこの森へ。

ねずこの森入口に移動して、ハイキングスタートです。

ブナやミズナラは、ほとんどが落葉しています。

紅葉・黄葉が目的の場合は10月中旬くらいが良いのでしょうね。

しかし、フカフカの落ち葉の上を歩くのは気持ち良いです。

フカフカのブナの落ち葉の上を歩きます
フカフカのブナの落ち葉の上を歩きます。

ホオノキの葉(朴葉)の落ち葉も、落葉してからかなり時間が経ったように見えます。

ホオノキの葉(朴葉)
ホオノキの葉もたくさん落ちています。

前回と同様、「ブナの森パーク」にはブランコやスラックラインが設置されていて、今回はピカピカの動物(?)のアート作品が加わっていました。

「ブナの森パーク」にはアート作品が
ねずこの森入口近くの「ブナの森パーク」にはアート作品が展示されています。

一部、まだ落葉していないブナやカラマツもあります。

ブナの多くは落葉しています
見上げると、ブナの多くは落葉していますが、まだ少し残っていてキレイな色です。
カラマツの黄葉
カラマツの黄葉は今が見頃でしょうか。

常緑樹の緑の葉は、他が落葉しているこの時期、目立ちますね。

特にエゾユズリハはたくさん見かけます。

エゾユズリハ
エゾユズリハ。

エゾユズリハは漢字では「蝦夷譲り葉」。

多雪地帯に適応したユズリハで、春に若葉が成長すると古い葉は「若葉に譲る」ように散る、というのが名前の由来です。

こんな高地で、冬の間も青々とした葉をつけているのには生命力を感じます。

あずま家から白馬三山を眺める

あずま家から眺める白馬三山
中間地点のあずま家からは、白馬三山が綺麗に見えます。

あずま家に到着すると、夏の間は葉に隠れて見えなかった白馬三山がよく見えます。

「うまブナ」を見て折り返し

ねずこの森の「うまブナ」
馬の形をしたブナ「うまブナ」。

あずま家から400mほど進むと「うまブナ」に到着です。

この時期は落葉して明るいですね。

初夏の写真と比べてみます(上の写真は今回、下は初夏の様子)。

ねずこの森の「うまブナ」
こちらは6月下旬に訪れた時の写真です。

すぐ隣のブナはまだ落葉してなくて、オレンジ色の葉で「うまブナ」を飾ってくれているかのようです。

下から見上げる「うまブナ」
下から見上げる「うまブナ」。

うまブナを見てから折り返し、復路の道沿いはカエデ類の葉がまだ残っていて、紅葉を楽しめます。

うまブナから折り返し(復路)
うまブナから折り返して復路を行きます。
カエデ類の紅葉
この辺りはカエデ類の紅葉がまだ見頃でした。
カエデの紅葉のグラデーション
紅葉のグラデーション。この辺りはコハウチワカエデが多いようです。

ネズコの巨木を見上げて帰路

ネズコの兄弟
あずま家からすぐの「ネズコの兄弟」。

「ネズコの兄弟」、「ネズコの巨木」を眺めます。

ねずこの巨木
「ネズコの巨木」に着きました。大きすぎて、近くからだと写真に収めきれないです(笑)。

ゴンドラリフトの山頂駅まで戻ってきたら、下山する前に芝生の上に作られたウッドデッキで景色を眺めます。

ウッドデッキのチェアでのんびり
下山前に、ウッドデッキのチェアでのんびり。

今後も更に盛り上がる白馬エリア

スノーピークの新施設

スノーピークのチェア
ウッドデッキに設置されているのはスノーピークのタープとチェアでした。

スノーピークのタープとチェアが設置されています。

スノーピークと言えば、来年(2020年)4月に新たな複合商業施設を白馬にオープン予定だそうで、そこにはスターバックスも入店するのだとか。

しかも設計は隈研吾さん!

スノーピークランドステーション白馬

絶景MTBコース

絶景マウンテンバイクコース(白馬岩岳MTBパーク)
絶景マウンテンバイクコース(白馬岩岳MTBパーク)としても人気です。

ますます盛り上がる白馬、また来なくてはいけません!

今回の植物ハイキングのまとめ

●ブナの黄葉目的なら10月中旬頃が良さそう
●フカフカの落ち葉の絨毯が気持ち良い
●林床の常緑樹も見どころ
●スノーピーク&スタバなど、今後も要注目の白馬

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2件のコメント

今日は。

 初めて見させていただきました。

 「うまブナ」、「ネズコ」などなど、いいですね❗。

 岩岳は若い頃に毎冬スキーに行った懐かしの白馬ですが、雪の季節以外は行った事が無く、本記事の写真を見て、特に秋の紅葉見物に行きたくなりましたよ!。

 私は五十才ちょっと前から樹木監察の森歩きを趣味にしてますが、岩岳も充分楽しめそうですね。

 来秋は塩の道散策を岩岳ベースで考えよう。

 昔世話になった岩岳の民宿は今も在るかな?。
この後調べてみよう。

中村哲男様

コメントありがとうございます!
ねずこの森は、どの季節に行っても、楽しめると思います(^。^)
樹木観察の森歩き、良いですね!

岩岳周辺は特に近年、発展して良くなっているので、
次回行かれたら、驚かれるかもしれませんね!

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しょうじ(Shoji)
神戸出身、2016年に信州の山奥に移住。植物のある生活、自然の中での生活について、このブログ(サンブーカ)で記事を作っています。食や自転車、インテリアなど“イタリア的な山暮らし”の楽しさもテーマにしています。